君がくれた靴をはいていた
かかと鳴らす雨上がりの駐車場
チケットも約束もなくて
汚れるのも気にせず歩いたねライヴァル
涙は見せない強がり 自慢だった
失くした恋よりも胸に焼きついてる
いじけ顔のフォトグラフが手を振る
19 growing up 一人で戸惑う夜は
借りたままの腕時計動かせば
19 growing up
君の笑顔 途切れ途切れ
私まで聞こえる growing up
作詞・冨田京子 作曲・奥居香。1988年6月発売。
文字通り、19才の成長を描きつつ、親友を懐かしく思い浮かべる歌詞になっています。
「君がくれた靴」「借りたままの腕時計」。自分にも思い当たるところはありますし、多くの人が同じような経験をしているでしょう。あげたり、もらったり、貸したり借りたりすることで友情を確かめる10代特有の行動かもしれません。
「失くした恋よりも胸に焼きついてる」
女性は友情より恋愛を上に置くイメージを覆す心の風景です。
この歌詞のgrowing upは成長と同時に、夢を叶えていく意味合いを強く感じます。
「君の笑顔、途切れ途切れ」
19才。高校卒業から1年程が経ち、毎日、顔を合わせていた時期に比べると、君の笑顔もぼやけてきた。それでも互いに夢を実現することを忘れずに生きていこうという事でしょう。
プリンセスプリンセス、ブレイク前夜のエネルギーに満ちた名曲です。