ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

断念

2013-06-30 22:23:55 | 闘病
結論から言うと無理でした。薬が切れてくると神経が興奮してしまうのです。もうそうなってしまうと日常生活が送れなくなります。

減薬に挑戦してわかったのは自分には一定量以上のレキソタンが必要不可欠だということです。減らせるに越したことはありません。しかし、減薬で何も出来なくなってしまっては本末転倒です。もう一生、止められないかもしれません。それくらい根深いものがあります。

今はいつも通りの夕方のパキシルと朝5ミリ、夕5ミリのレキソタンを飲む生活に戻りました。眠気、だるさはあるものの、神経の興奮がある程度、抑えることができ、レキソタンの力を改めて思い知らされました。これからはレキソタンを利用して行動範囲を広げていく事を目指していくつもりです。

減薬ついては次回の通院日に今回の失敗を先生に報告して、今後どうすればいいか先生の意見を踏まえ、考えていきたいです。

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現実は甘くない

2013-06-28 20:51:25 | 闘病
今日も朝のレキソタンを抜きました。しかし、二日目にして早くも壁にぶつかりました。まあ、想定内の苦しさではあったんですが、やはり頭の中で考えているのと、体感したのでは違いますね。

一日中、軽いめまいがあり、足が地に着かない状態でした。離脱するようなイメージがあり、昼食は苦労しました。自律神経に不具合があったのでしょう。特に夕方の6時台が辛い状態になりました。6時手前にレキソタンは飲んだのですが、すぐには効いてくれません。不安感、緊張感が高まり、接客も厳しかったです。

昨日の夜はいったん、体全体を包んでいた重しが取れたように体が軽くなり、気分が良かったです。しかし、目がさえているがゆえに、寝つきが悪く、まともな睡眠が取れませんでした。朝はまた重だるい体に戻っていました。

店にいる間、考えが二転三転しました。「もう一日やってみよう」「明日はもう少し早い時間にレキソタンを飲もう」。そしていまは「今夜、寝る前にレキソタンを飲もう」と考えています。

時間がたつにつれて、レキソタンの効力が落ちてしまい、夕方になると切れた感覚があります。ならば、寝る前に飲めば次の日の夕方ぐらいまで、多少はレキソタンの効力が残るかなと淡い期待をしています。

寝る前に飲んで、朝は飲まない。明日はとりあえずこれでいってみようと思います。

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朝、薬を抜いた

2013-06-27 20:34:51 | 闘病
早速、朝の薬を抜きました。抗不安薬のレキソタンを飲みませんでした。パキシルは夕方の1回だけなので、朝、薬を飲まなかったなんていつ以来か覚えがありません。しかし、それほど勇気はいりませんでした。ポケットにはレキソタンが入っている訳ですからね。

休日などはレキソタンを朝といっても11時ぐらいに飲むこともあるので、昼ぐらいまでは大丈夫かなとは漠然と思っていました。実際、昼ごろまでは何の変化も感じませんでした。

午後2時ごろになっても状態は変わりませんでした。しかし普段、薬を飲むのは午後6時ごろなので「まだ4時間もあるのか」と思うと時計の針の進みが遅くなりました。

昼食も落ち着いて座って食べ、コーヒーも普段どおりマグカップに4,5杯飲みました。日が傾く頃になると、少しめまいや震えはありましたが、予想よりいい状態で薬を飲む時間が来ました。気になっていた眠気や疲労感も普段よりよかったような気がします。

むしろ薬を飲んでから、少し神経が過敏になったりはしましたが、ほぼ丸一日、薬を飲まずに過ごすことができたのは意外だったし、ほっとしました。

明日以降のことは全くわかりませんが、自分の場合はレキソタンを同じ5ミリなら2ミリ、3ミリに分けるよりも、1回にまとめてしまったほうが合っているのかもしれません。分割した時は散々な結果でしたからね。

まあ、先のことは解りませんが、また明日の朝もレキソタンを抜こうと思います。出来ることなら薬は少ないほうがいいですからね。肝臓にも負担がかかるし。ただ、飲まざるを得ない場合もあるから、その辺は柔軟に判断しようと思います。



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減薬の決意

2013-06-26 20:33:24 | 闘病
四週間ぶりに病院へ行ってきました。缶コーヒー飲んでいたら、予想外に早く呼ばれ焦りました。

先生には調子がまずまずよく、電車に乗り、映画も見にいった事を報告しました。先生は「大変いいですね。よくなりましたね」と順調だと確信しているようだった。

睡眠がうまくいかず、眠くて倦怠感がある事を伝えたら、「心配ないでしょう。もし気になるようだったら、レキソタンを朝飲まずに、夕方だけにしてみてもいいんじゃないですか。それで調子が悪ければ、無理せず飲んでください」

抗不安薬のレキソタンは僕が一番信頼している薬。しかし、先生がパキシルの方を重視して、レキソタンをやめる方向に持っていきたい考えがあることは僕も知っていたので、驚きはありません。

レキソタンは朝夕5ミリ、計10ミリ飲んでいるのですが、出来れば明日の朝は飲まずに、いける所までいってみようと考えています。厳しくなってきたら、無理せず飲むというスタンスで。これまではレキソタンを減らすたびに発作をはじめ、状態が明らかに悪くなっていた。それでも薬は毒だから減らすに越したことはないのも事実。薬を飲み始めて10年。減薬に挑戦してみたいと思います。



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生活保護について 僕の考え

2013-06-21 22:12:30 | Weblog
受給者の増加に伴い、社会問題になりつつある生活保護。個人的な意見を述べます。

まず、間口を広げるべきだと思います。もっと受給を簡素化すべきです。3親等とか、まあそうした堅苦しいことは言わずに。

しかし、このような意見に対しては、不正受給が増えるだけという反対論が、当然あるでしょう。不正受給防止のためには、まず罰則を強化することです。詐欺罪として厳しい処分を課すべきです。また受給額の見直しも必要でしょう。最低賃金よりも受給額の方が多い社会であってはならないと思うのです。

正当に受給を受けた人の中にも、最初は真面目に職を探していても、生活保護より好条件の就職先が見つからず、徐々に働く気力を失ってしまうケースが多いと聞きます。就職活動のモチベーションを維持するためには減額は必要でしょう。

それらと引き換えに、受給条件を緩和すべきです。不正受給は許されない。しかし日本人の恥の文化、それに加え、メディアや一部の政治家が、そこばかりを目の敵にするから、不正受給者とは比べ物にならない数の、受給すべきなのに受給されない人が存在してしまうのです。

多かれ少なかれ、生活保護を必要としている人は生きようとする気力が低下していると想像します。僕も数ヶ月間、失業保険を受け取っていた時期がありますが、病気のため、ハローワークにたどり着くまでが大変でした。現在の生活保護受給のハードルは、事情のある方には大変高く映っているはずです。そして諦めてしまう。本来はそういった人ほど救わなければなりません。

不正受給を取り締まるのは大事。しかし、そこに政治家、メディア、国民の目が向きすぎている気がします。政治家には国民を餓死させたら国の恥という意識を持って欲しいものです。

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こんな僕でも

2013-06-19 23:20:52 | Weblog
17才の僕は「10年後は結婚しているだろう」
そんな風に漠然と未来を考えていた

18歳の僕は「結婚どころではない。それどころかどう生きていけばいいというのか?」
そんな風にはっきりと未来を案じていた

それから20数年、18の考えが揺らぐことはなかった。

でも最近思うんだ。

あんなに恐怖を感じた電車に毎週のように乗っている信じがたい事実。まだ座ることは難しいけれど。避けていた映画館にもいけた。仕事も何とか続いている自分に対して思うんだ。

「もしこの病気を今の僕の状況を理解してくれる、いや許してくれる、そんな奇跡の人が現れたなら、結婚をすべて否定しなくてはいいのではないか」と。そう思ってもいいんじゃないかと。

梅雨空の下、自動改札を抜けた僕は近くのパン屋によりトレイの上にパンを3つ乗せた。パン屋を出て自宅へと向けた足をまた戻した。予報どおりに雨が降らず、役立たずだった傘を取りに行くために。

40歳を過ぎ、老い始めた僕を許してくれる人がもしいるならば・・・。少しだけ希望を持つことをどうか許して欲しい

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スクリーンで菅野美穂を観た

2013-06-12 20:29:54 | 闘病
電車に乗って映画館へ行きました。一人で映画館に行くなんて4半世紀ぶりです。「奇跡のリンゴ」を観に、いや、菅野美穂に会いにと言ったほうが正しいかもしれません。

特にこの映画を観たいという事はありませんでした。去年から映画館へ行くというのは心理士さんとの目標であったし、どうせ行くなら菅野さんの出演映画と決めていました。

受付で「真ん中と通路側ならどちらがいいですか?」と聞かれ、迷わず通路側を選びました。パニック障害発症後、何度か映画館へ行っていますが、今日が恐怖感や緊張感は一番、少なかったと思います。ただ皮肉なことにそれを弱くしている一因は、自分がうつ状態を脱し切れていないこともあると思います。

2時間以上の映画を見るのは、今の自分にはものすごく体力が要ります。それでも最後まで席を立たずにいられたのは、ひとつには薬、そして主治医の先生、心理士さん。それから菅野さんのおかげだと思います。一度は彼女を映画館で見なければという思いは以前からありました。この映画での菅野さんの演技は清純派がそのまま大人になったような感じでした。

疲れたので、しばらく映画館に行くつもりはありません。パニック障害による恐怖、不安。パニック性うつによる意欲の減退。この二つがもう少しいい方向でバランスが取れれば、映画に限らず、自然と行動も活発になると思うんですが。それまでは意識して行動することを心がけなければならないようです。



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ウォーキング

2013-06-08 21:46:58 | 闘病
最近、というかここ2日間、店を閉めたあと、ウォーキングをしています。出来れば続けていきたいのですが、最初、ジョギングで失敗し、ウォーキングも何度か始めたものの断念してしまいます。

やはり、どうしても一定の恐怖感はありますね。その肉体的、精神的な力が次第に「歩こう」という意欲を奪い取っていくんです。ウォーキングの最中、脳や目、手首に痺れがはしります。まあ、そこで「やはり無理か」と思うか、ペースを落としても続けるか。そこらへんをうまく対処できるようにならなければ、なかなか続きそうにはありません。

走った後、5時間も6時間も動けない。ウォーキングもなかなか続かない。何のためにこんな事をしているのかわからなくなる。そういう情けない自分を許せるのか?多分、許してやらないと前には進めないんだろうなと今は考えています。

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「あさイチ」の特集

2013-06-05 16:48:19 | 闘病
最近は朝もあまりテレビはつけないんですが、NHKの「あさイチ」を見ました。結構、重いテーマでね。いわゆるニートの問題について特集していました。

個人的には大学4年くらいになって就職意欲がわかないというのは正直、厳しいと思います。僕が2つの病院の精神科(正式には神経科とメンタルヘルスなのかな)でまず問われたことは「家族の中に似たような症状の方はいますか?」という意外なものでした。パニック障害のような病気でもやはり遺伝が大きいらしいです。

だから生まれた時にはある程度の運命は決まっていて、あとは幼少時の環境、育て方が大きいのだと思います。だから20歳ぐらいになって能動的にわが子が動かないというのは、親の影響が非常に大きいんです。親もある程度、諦観することが必要だと思います。やる気というと根性論にも聞こえますが、結局はそれがあるかないかは非常に大事ですね。自分にもパニック障害の上に鬱を発症している状態で無理やり働いている時はどうしても仕事が続かなかったことを覚えています。

今日は最初から電車には乗らない予定でした。朝も4時ごろ目が覚めてしまい、昼過ぎからうとうとしていたら、もう午後2時。だるかったのですが、自分なりの認知行動療法は続けなければなりません。歩きで12,3分のコンビニで国民年金を支払い、しまむらでチノパン買って帰りました。

国民年金もそのうち70過ぎないと貰えなくなるだろうし、義務的に払っているだけです。アベノミクスにも上手くいってほしいけど、それはうわべの話で、いずれ超高齢化、年金、国の膨大な借金など根本的な問題に向き合わなければならなくなりますね。



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