ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

菅野美穂や松村邦洋が天才と呼ばれない理由

2010-04-24 22:17:02 | Weblog
今日のTBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」のゲストは黒柳徹子。それはどうでもいい事なんですが、2時20分ぐらいに登場したもう一人のゲストが凄かった。何とあの知的っぽい番組に松村邦洋が登場したのです。

松村さんは久米さんに振られたモノマネを次々と披露しました。西田敏行、津川雅彦、福山雅治などなど。特に最近、オリックスの岡田監督のモノマネが絶品です。モノマネが上手い人はいっぱいいるんだけどやっぱり松村さんは別格です。天才だと思います。

しかし、世間一般では松村さんを天才と呼ぶ人は決して多くありません。むしろ彼ほど実力と評価が一致しないタレントは珍しいかもしれません。

菅野美穂も似た傾向があります。僕は彼女が18歳の頃からその類まれなる演技力に注目してきましたが、彼女が20歳そこそこの頃、かなり分かりやすく才能が爆発したんです。「彼女を天才女優と呼ばずして一体誰を天才と呼ぶのか」と当時の僕は思いました。世間の評価も確かに高かったです。若手実力派、演技派女優。様々な賞賛はありました。しかし意外にも天才女優という呼び方をした人は少なかったと記憶しています。

菅野さんや松村さんが何故天才と呼ばれないのか。その理由は謙虚さにあります。もしそうしたことを言われると「いえいえ」と否定してしまうのです。うわべではなく心から否定しているので、みんなそれを信じてしまうんですね。

天才というとわがまま、変人というイメージがあり、菅野さんや松村さんは対極にある。だから天才と呼ばれることが少ないわけですが、そういう彼や彼女が僕は大好きなんです。

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