ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

一生、治ることはないだろう

2014-08-30 20:47:50 | 闘病
今朝は起きるのがつらかった。7時前に布団から脱出したものの、意識は朦朧としてところかまわず、寝転がる。椅子を倒して横になって、スピッツの歌を聞いても目覚めてくれない。かといって、眠れるわけでもない。

徐々に朝食の時間が近づいたので、雨戸をあけ、とりあえずパンを焼いた。食べ終わり、薬を飲もうとしたが、飲んだ記憶がない。ポケットを見たら飲んでいたようです。

このような状態が7年前から続いています。最もひどかったのは2009年までの3年ぐらいですが、また悪い時期に入ってきたのかなと不安になります。鬱と抗精神薬の副作用は症状がよく似ています。パニック障害になると鬱になる確率は飛躍的に上がりますから。自分がパニック性の鬱なのか、薬の副作用なのかは、はっきりとした確信はありませんが、どちらにしてもうつ状態であることは確かです。

開店時間の午前10時頃にはかなり回復しています。とにかく横になると駄目です。つらくても立っている。そして歩く。これが脳によい刺激を与えるのだと思います。

今年は消費増税の影響もあり、横ばいだった売り上げも落ち込んでいます。このまま続けても、経営が苦しくなる一方なのは、ほぼ確実です。だから店の形態を大きく変えなければなりません。お金はかけられませんけどね。

リニューアルのアイデアはあっても今日のような状態だと、なかなか前向きな気持ちにはなれません。一人で店を変え、一人でその店を経営する。このような状態でそれが実現できるほど現実は甘くはないです。

こうした状態が続くようなら、来週水曜日、予約なしで病院にいかなければならないかもしれません。パニック障害とは一生、あまり喧嘩せずに付き合っていくつもりでしたが、鬱とも、一生の付き合いになるかもしれません。

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病院へ・悲しい歌姫

2014-08-20 23:16:39 | 闘病
広島では大変痛ましい惨事が起きてしまいました。こうした自然災害をテレビなどで見る度に、「人って、何のために生まれてくるのかな」と考えてしまう自分がいます。

埼玉は37度の暑い一日でした。そんな中、病院へ行って薬をもらってきました。前回と同じくパキシル30ミリ、レキソタン2ミリ×5の10ミリで様子を見るようです。おそらく次回以降、減薬を試みていく可能性があります。

「ジョギングをしています。そのまま倒れこんで寝てしまうことも多いです」と話したら、先生は「凄いですね。続けてみてください」と言ってくれました。


自宅に戻り、中森明菜さんのCDアルバムを注文しました。CDなんて久しぶりです。体が細く、心も繊細ですが、それでも歌唱力があり、格好いい明菜さん。こんなお姉さんがいたらなあと憧れていました。

これは清原さんにも言えるけど、一流であり、独特な世界観を持ち、かつ多くのファンに愛されているにもかかわらず、生き方が不器用で悲しい女性だなと思います。姉が明菜さんなら、私の心の妹である菅野美穂も神経症気質ですが、明菜さんと違い、持ち前の性格の明るさで、このまま幸せをつかんでくれればと願ってやみません。

明菜さんの話に戻りますが、今の状態もあまりよくはないようです。うつ病なのか、精神的なバランスを崩しているのは確かなようです。もう一度、歌ってほしいのは山々ですが、こればかりは分かりません。本人が一番つらいでしょう。

中学生の頃、友人と明菜さんのレコードを交換していたことを懐かしく思い出します。


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黄昏

2014-08-14 23:11:50 | Weblog
今日も自宅周辺を走ってきました。半月ぐらいは続いたでしょうか。やはり距離を半分にした事が、いつになく持続できている要因だと思います。

しかし本心は「こんなことして何の意味があるのだろう」とも感じています。全身、脳の血流をよくするためという目的意識をよほど強く持たないと、またやめてしまうかもしれません。

というのも、最近は老いとか、衰えを感じます。生物的に。人生でいえば40代前半は秋というイメージを持っている人が平均的だと思います。しかし、僕の季節はどんどん進んで、晩秋、あるいは冬に足を踏み入れた感触があるのです。

いまが盛りの夏の甲子園。思えば、あの球児たちより四半世紀も先を生きていることを痛切に感じます。18歳でパニック障害になった。もうおしまいだ。これがメインの悩みだとすれば、その陰に隠れてサブの悩みもありました。

パニック障害で頭がいっぱいだったから、あの頃は放置していたけれど、若い頃、もしかしたら、パニック障害になったその日から、尿の勢いがなくなりました。まるで老人のように。そうした、本には書かなかったサブの悩みがいくつもありました。

そして、すでに10年以上、薬を飲んでいます。ここ7,8年はうつなのか、薬の副作用なのか分からない状態が続いています。症状が似ていますからね。ジョギングの後、あたりかまわず寝転がり、目が覚めたら午前2時3時というのもしばしばです。

性欲も減退しました。感覚的には男女の関係を結ぶことは無理でしょう。睡眠も4,5時間程度しか眠れません。早朝に目が覚めてしまいます。まだ体は疲れているのに。年齢以上に物忘れも激しいです。

外見はまだ若く見られます。しかし、その内側は老人の悩みと大差ありません。うつと認知症というのは症状がよく似ていますしね。

しかし、薬をやめることはできないでしょう。パキシルはよく分かりませんが、レキソタンは減らすことも難しい状態です。これを減らすと強い不安感に支配され、日常生活に大きな支障が出てしまいます。

それでもジョギングしたり、筋トレしたり、人生にあきらめがつかない自分がいるのだと思います。

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笹井氏自殺は運命か?

2014-08-05 22:53:36 | Weblog
今日は今年一番の猛暑だったかもしれません。

理研の笹井副センター長が自殺しました。ラジオで知ったのですが「笹井副センター長が」とそこまでアナンサーが読んだ時、嫌な予感がしました。そして予想通りの言葉が続いたのです。

男はプライドが高い生き物ですし、「挫折知らずのエリートの弱さ」と言えばそれまでですが、もっと根本的な問題があるのだと思います。

STAP細胞の疑惑騒動のさなか、笹井氏は記者会見を開き、冷静沈着に理路整然と説明しているように見えました。しかし、心の中は混乱していたのでしょう。

結局、精神のバランスを崩し、心療内科に通っていたそうですが、彼は救われませんでした。しかしなぜ、自殺までいってしまったのでしょうか?

以前にも書きましたが、僕が通った2つの病院の精神科でいわれた事は「家族や親戚に同じような症状の人はいませんか」という、その頃の自分にとって意外なものでした。しかし、徐々に体の病気と同じように、心の病気も遺伝が深く関わっている事を知るのです。

そして最近のことですが、遺伝子レベルで将来、自殺しやすい人がいることが分かりました。がん家系があるように自殺家系も存在するのです。予想以上に、生まれた時に決まってしまっている事が多いようです。自己啓発本を読んでも、多くの人が効果を実感できないのは、その辺りの食い違いにあるのでしょう。

松井秀喜は「努力という名の才能を持つ男」と言われました。当時は「うまいこと言うな」くらいにしか思っていませんでしたが、確かに松井選手は先天的な努力の天才だったのです。それに高校時代の山下監督、巨人入団後は長嶋監督との出会いが才能を後押ししたのです。

今回は皮肉にも、これまで積み重ねてきた数々の輝かしい成功が、笹井氏を苦しめたのでしょう。そしてマスコミの激しい攻撃が引き金となり、遺伝子レベルで打たれ弱くできていた笹井さんのガラスの心が粉々に割れてしまったように思います。

これから数え切れない人の命を救えるほどの頭脳を持っていた笹井氏の自殺は日本にとって大きな損失です。残念です。

巨大なもって生まれた遺伝子レベルの力。それに比べ、後天的な、ましてや努力は頼りなく、効果も目には見えにくい。だからこそ、巨大な力に対抗する、ささやかな努力は美しいのかなと思います。

ジョギング、まだ続いています。

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ジョギング5日目。だるさの原因は?

2014-08-02 23:21:58 | 闘病
ジョギング、5日続きました!距離を以前の半分にしてますからね。

ジョギングの後、できるだけ休みを入れず、腕立て、スクワット、腹筋、背筋を少々。体を動かしているときは冷房を入れないようにしました。だから汗が滴り落ちます。

その流れでシャワーを浴び、明日の準備などやるべきことをやってしまう。これが方法として一番いいのかなと感じます。

しかし、5日中2日は体がだるくなりました。一日は冷えたスイカを食べた日。もう一日は冷蔵庫の牛乳をごくごく飲んだ日。特に昨日の風呂上りの牛乳はうまかったけど、その後、急激に体がだるくなり、体を横たえ、気付けば、午前3時近くになっていました。

体が冷える体質なので、どうやらこうした冷えた食べ物、飲み物がだるさを加速させる要因になっているのかもしれません。薬だけが原因とは限りませんからね。


沙也加ちゃん、ほんと歌うまいですね。声や歌い方、聖子さんによく似ています。顔はどちらかというとお父さん似ですかね。

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