ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

そして前のめりに倒れていくのだろう

2016-02-18 23:23:02 | 
これまでいくつの悲しみを背負ってきたのだろう

ひとつ背負うたびに頼りない背中に重みが積もる


それに耐えられなくなった時、前向きに倒れるのかな

もしかしたら人が死ぬって、そういうことなのかな

降り積もった悲しみで死んでいく時の重みって、誰しも似たようなものなのかもしれない

なんだかそんな気がしてきた


最近、またひとつ悲しみの重みが増えました

この頼りない背中に
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菅野ベストテン

2016-02-13 21:09:56 | ドラマ
ユーチューブで菅野美穂主演ドラマに関する、このようなデータを見つけました。いわゆる菅野ドラマベストテン。10位・私たちの教科書 9位・2001年のおとこ運 8位・愛をください 7位・愛し君へ 6位大奥 5位・曲げられない女 4位・イグアナの娘、3位・キイナ 2位・ギルティー 1位・働きマンとなっています。

これには大いに異議ありですね。まず個人的には働きマンは相当下、ベストテン圏外かもしれません。まあ、つまらないという訳ではないんですけど。上記の10のドラマから私が上位にもっていくのは、「愛をください」「愛し君へ」「イグアナの娘」「ギルティー」かな。

「愛をください」は話としてはそれほどでもなかったけれど、菅野さんのアップが多く、カメラが近寄れば、近寄るほど彼女の美しさが際立った印象があります。

「愛し君へ」は初回と最終回がよかった。藤木直人演じるカメラマンが失明する時、菅野さんの顔が最後まで残り、そして消えていった場面が印象的でした。

「イグアナの娘」。まあこれはね、女優・菅野美穂の出世作であり、名作として名高いですから。母親役はいまは亡き川島なお美さん。父親役の草刈正雄さんの「あの子は聖母のような娘です」という台詞が忘れられません。

ギルティーは菅野さんのひとつの持ち味である悪女、悲しい悪女でした。

「働きマン」「キイナ」と日テレ系のドラマが上位に来ていますが、日テレ系で印象に残るのは、主演ではないけれど「幸福の王子」ですね。これは好きなドラマでもあり、かといって見直したくはないドラマ。あまりにも哀しい女性でした。
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遠い日の友へ

2016-02-10 18:43:02 | 
生まれて何十年も経てば、人間ボロボロになるね

僕も君もそれはもう見事なまでに


遠い遠いあの日、僕らは夢を語り合ったね

どうやら、僕も君も壮大な嘘をついてしまったようだ

この先も辛い事があるのは分かっている

むしろ、残りの人生のほとんどをそれらに覆い尽くされるだろう


ただ、そのわずかな隙間に

ささやかな幸福の侵食を期待する

僕らには顔を赤らめる言葉ではあるけれど

それを願う心が枯渇したら、人生の敗北を認めたも同然だから


夕暮れの美しさはあの頃と変わらないのに

僕らは夢を語り合う権利を失った

その資格があるのは瞬間の若葉だけ


僕は傷を深めながら進む

色を無くした道を

そして、ひたすら願う

どこかで君の笑顔がひっそりと咲いているようにと



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清原逮捕

2016-02-03 15:46:32 | 人物
このブログの2014年9月20日付けの「清原はなぜ転落したか」という自らの文章を読み返して、そのまま今日コピペしてもおかしくない内容が記されているので、出来るだけ繰り返しは避けて書きます。

ただ、転落場所が、このような薬物になるのか、自殺になるのかはよく分かりませんでした。まあ、とりあえず自殺でなくて良かったかなぐらいの気持ちです。

簡潔に言えば清原さんは弱かった。それに尽きるのだと思います。10代の眩し過ぎる記憶も、重荷だったことは確かでしょう。あとは一つ一つのボタンの賭け違いを繰り返し、今日という日を迎えたわけです。こんなにも弱い人間に、類い稀な才能とスター性が与えられた不幸。

ボタンの掛け違いの中でも大きかったのが1996年オフのFAです。清原さんは巨人か阪神かで迷った末の選択。まだ彼自身が決めたのならいいのですが、彼のお母様の言葉に突き動かされての巨人入りでした。清原さんは自分では決められない。そんな弱い心で、あえて火中に飛び込んでいったのですから、苦しむのは明白でした。阪神ファンならもっと優しい目で見てくれていたと思います。しかし、そうした生きるために必要最小限の打算もなかった。

巨人入団以後は皆さんご存知のように、人相やスタイルも西武時代とはかけ離れてしまいました。結婚という流れを変えるチャンスもありましたが、それを生かせなかったのも彼の弱さからでしょう。ゲームにおいては勝負強さが大きな持ち味だった人が皮肉ですね。

ファンの方々もショックだとは思います。しかし、何より二人の息子さんが深く傷ついているいと思われます。罪深いですね。ファンのひとりとしては、大阪に帰って静かに暮らしてくれればという想いだけです。

自分もパニック障害という病気ですから、酒の飲める体質だったら、確実にアルコール依存になっていたと思います。その苦しさから逃れるために。清原さんも何か巨大なものから逃げようとした末の覚醒剤だったのでしょう。残念です。
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