近々、野党から内閣不信任案が提出される気配です。おそらく否決されるとは思われますが、小沢系議員を中心とした50人は不信任案に賛成するという話もあり、まだまだ予断を許しません。
世論は大きく分けて2つの意見だと思われます。1つは「こんな非常時に総理を変えている場合ではない」。もう1つは「このような非常時だからこそ、まっとうな指導者に変えなければならない」というものです。僕は後者の意見です。
菅さんの権力への執着が凄いことはよく分かりました。それは置いておきましょう。しかし一時、政府は児童生徒の年間被爆許容量を20ミリシーベルトと設定しました。あのチェルノブイリの旧ソ連でさえ、5ミリシーベルトだったことを考えれば、あまりにも子供たちの健康を軽視した基準ではないでしょうか。彼らの10年後、15年後の健康状態など今の政府には全く眼中にないのでしょう。
もう1つ、菅さんは「お盆ぐらいまでにはすべての人を仮設住宅に移すつもり」と発言しました。全力を尽くして、そのくらいの時間がかかるというなら、それは仕方がないと思います。ただ、それまで体育館などで避難生活を送る人の体力や精神力は持ちこたえることは出来るのでしょうか?
そして僕が懸念しているのはO157などによる感染が広がるのではないかということです。これから夏本番を迎えます。衛生環境は良くないだろうし、高齢者も多いことなどから考えれば、可能性は低くはないでしょう。本来ならば、政府がそれを察知して先回りし、防止策を示さなければならないはずですが、それを今の菅政権にもとめるのは無理なようです。
もし不信任案が否決されれば野党は切り札を失い、民主党内で賛成に回った議員も離党せざるを得ないでしょうから、しばらく菅政権が続きそうです。それはそれで好ましいとは思えません。しかし、難しいのは可決された場合です。菅さん周辺からは「間違いなく解散に打って出る」という声しか聞こえてきません。いくら首相の権限とはいえ、こんな時に本当に選挙をするつもりなのでしょうか。常識的には考えられない話ですが、菅さんなら本当に解散するかもしれません。そう考えると内閣不信任案の提出というのもかなりの賭けになりますね。
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世論は大きく分けて2つの意見だと思われます。1つは「こんな非常時に総理を変えている場合ではない」。もう1つは「このような非常時だからこそ、まっとうな指導者に変えなければならない」というものです。僕は後者の意見です。
菅さんの権力への執着が凄いことはよく分かりました。それは置いておきましょう。しかし一時、政府は児童生徒の年間被爆許容量を20ミリシーベルトと設定しました。あのチェルノブイリの旧ソ連でさえ、5ミリシーベルトだったことを考えれば、あまりにも子供たちの健康を軽視した基準ではないでしょうか。彼らの10年後、15年後の健康状態など今の政府には全く眼中にないのでしょう。
もう1つ、菅さんは「お盆ぐらいまでにはすべての人を仮設住宅に移すつもり」と発言しました。全力を尽くして、そのくらいの時間がかかるというなら、それは仕方がないと思います。ただ、それまで体育館などで避難生活を送る人の体力や精神力は持ちこたえることは出来るのでしょうか?
そして僕が懸念しているのはO157などによる感染が広がるのではないかということです。これから夏本番を迎えます。衛生環境は良くないだろうし、高齢者も多いことなどから考えれば、可能性は低くはないでしょう。本来ならば、政府がそれを察知して先回りし、防止策を示さなければならないはずですが、それを今の菅政権にもとめるのは無理なようです。
もし不信任案が否決されれば野党は切り札を失い、民主党内で賛成に回った議員も離党せざるを得ないでしょうから、しばらく菅政権が続きそうです。それはそれで好ましいとは思えません。しかし、難しいのは可決された場合です。菅さん周辺からは「間違いなく解散に打って出る」という声しか聞こえてきません。いくら首相の権限とはいえ、こんな時に本当に選挙をするつもりなのでしょうか。常識的には考えられない話ですが、菅さんなら本当に解散するかもしれません。そう考えると内閣不信任案の提出というのもかなりの賭けになりますね。
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