ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

王位戦第4局 藤井、絶品の角打ち

2022-08-26 10:41:19 | Weblog

王位戦第4局は藤井聡太王位が挑戦者の豊島将之九段を95手で下しました。これで藤井王位の3勝1敗となり、防衛に王手をかけました。

 

豊島九段のコロナ感染により延期された本局、豊島九段の体調、また藤井王位の実戦感覚など心配な面もありました。

 

ともに飛車先を突き合い、5手目に先手の藤井王位が角道を開けたことから、角換わりの可能性が高まりました。実際に戦型は角換わりとなります。この戦型の場合、かなりのところまで定跡が整備されているため、1日目で終盤の入り口まで進んでも不思議ではないのですが、難しい駆け引きが続き、比較的穏やかな1日目となりました。

 

以外だったのは豊島九段の封じ手でした。銀を歩の上に打ったのです。もともと豊島さんはこうした手が好きで、何度か見たことはあるのですが、藤井玉は離れているし、少し苦しく見えました。豊島九段は銀損しながらも、龍とと金を作りました。しかし、その間に放たれた藤井王位の5六角が絶品で、直接的にはと金の侵入を防ぎ、後に攻撃の起点にもなりました。さすが角使いの名手ですね。

 

その後、形勢は藤井王位に傾き、豊島九段も最後まで勝負を捨てず指しましたが、届きませんでした。本局のMVPは角ではないでしょうか。藤井君も角の働きを大いに誉めていると思いますね。

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終われたらいいね

2022-08-22 11:37:10 | Weblog

夏のピークは越えたかね

それとも、あと一度や二度は光熱も暴れるかね

 

時計一周分の人生

だとしたら、残りはそれほど多くない

スコアボードに目を向ければ、すでに逆転は不可能だ。

地方大会ならとっくの昔にゴールド負け

 

ただ、人生は続く

9回裏に補欠の補欠の投手から

ボールを真芯で捉えたらどう思うだろう

快感ではなかろうか

嬉しいのではなかろうか

昔のギャグ漫画のように

「これでいいんだ」と頷きながら

終われたらいいね

 

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里見、プロ編入試験は黒星スタート

2022-08-19 11:31:30 | Weblog

里見香奈女流五冠のプロ編入試験が始まりました。初戦は徳田四段に127手で敗れました。

 

現在、徳田四段は好調で、今期の成績が12勝1敗。勝率は9割を超え、全棋士の中で、現在ナンバーワンです。試験官5人の中でも最も強いと思われます。

よって里見さんの苦戦は予想されましたが、やはり厳しかったですね。

 

次戦の対局相手は岡部四段。成績を見たところ、勝ったり負けたりです。プロ棋士としての力があるかをはかるには絶好の相手といえます。里見さんとしては残り4局で3勝が必要ですから、負けられない一戦となります。

一方、プロ棋士の養成機関である奨励会員には女性会員には絶対に負けたくない思いがあると推測します。何故なら男性会員は26才の年齢制限で退会となり、将棋界から去ります。しかし、女性会員は女流棋士という形で将棋界に残る事ができるのです。事実、里見さん西山さんら女流のトップ棋士の多くは奨励界経験者です。

そうした奨励界時代の記憶が新しい、若手5人の試験官を相手に勝ち越すのは容易ではありません。その壁を乗り越えて里見さんには是非、女性初のプロ棋士になってもらいたいです。

 

 

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大谷翔平、104年ぶりの快挙

2022-08-11 10:10:56 | Weblog

昨日、大谷翔平投手が10勝目を挙げ、ベーブ・ルース以来104年ぶりの二桁勝利、二桁本塁打を達成しました。時間の問題とは思っていましたが、随分前から特にスライダーを投げる時に、腕が横振り、スリークォーター気味になっていて、故障しなければいいなと思ってはいました。

 

快挙には違いありませんが、大谷選手が話していたように、挑戦する選手がいなかったことが要因かなと思います。しかし、昔より格段にレベルが上がり、選手層もはるかに分厚くなった現代野球においては無謀な挑戦と思ってしまうのが普通でしょう。

そうした常識にとらわれず、二刀流に挑んだ大谷はやはりすごい。

 

個人的には打撃成績をさらに上げて欲しいです。8月中に30本を越えて、最終的には40本に迫って欲しい。打率も2割5分の選手ではありません。大谷本人はOPSに強いこだわりがあるようです。すでにアメリカでは常識ですね。

 

話は変わりますが、大谷選手は大リーグ通算でホームラン500本打てると思います。通算100号の時の打数を見たのですが、150試合を3年続けた位のものでした。あと12年弱、このペースで打ち続ければ届く数字で、大きなケガさえなければ十分達成可能です。決して夢物語の数字ではありません。

 

とにかく、野球の神様に並ぶ104年ぶりの記録、おめでとうございます。

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