サッカーのチャリティーマッチ、日本代表対Jリーグ選抜は2対1で日本代表がJリーグ選抜を下しました。しかし、この試合のハイライトは後半37分、闘莉王のパスから途中出場の三浦和良がゴールを決めた場面だと思います。全盛期のスピードやスタミナはなくても、ここ一番での集中力、技術はいまだ健在であることを示しました。そしてカズダンス。大舞台での勝負強さはさすがスーパースターですね。改めてスポーツの力を再認識させられました。
そこで紆余曲折の末、セ・パ同時開幕に決まったプロ野球なのですが、爆笑問題の太田光が日曜のラジオで意外とも取れる発言をしていました。「個人的にはナベツネは好きではないけれど、この件に関してはあの人の気持ちが理解できるような気がする。あの人は戦後の復興からずっと見てきている訳だし、野球の力を信じたかったんじゃないかな」。大体、こんな趣旨でした。
僕は意見は違いますが、なるほどそういう考え方もあるんだなとも思いました。太田さんの意見が正しいかはともかく、彼の想像力はやはり独特なものがありますね。テレビと比べれば影響力の低いラジオとはいえ、この状況下で好きでもないナベツネさんを擁護してみせる太田光の度胸は凄いです。誰もいえないことを言う。賛否両論あるとはいえ、これこそ太田さんの真骨頂でしょう。
ただ、やはりナベツネさん、および巨人上層部の考えには無理がありました。まず東京ドームで使う電力量。6000世帯分あるといわれています。おのおのの会社や家庭が節電に協力している中で、眩しいほどのカクテル光線を放つことは社会に逆行しています。それにかつては全国に2000万、あるいは3000万存在するいわれた巨人ファンも大幅に減少しました。東北の方ももともとは巨人ファンが多い土地柄でしょうが、最近は楽天が仙台を本拠地にしていることもあり、そちらに関心が移っているのが現実でしょう。
そうした事を踏まえて、娯楽が多様化した今、終戦当時のように野球が被災者の方にどこまで勇気を与えられるかは疑問です。国民の多数の反対を押し切ってまでセリーグが早期開幕することを避けたのは良かったと思います。しかし、今日のチャリティーマッチや高校野球で心を躍らせている人々が多くいることも間違いありません。プロ野球、特にセリーグは深い傷を負いましたが、選手たちの全力のプレーを一つ一つ積み重ねていけば「野球も捨てたもんじゃないな」という声もあちらこちらで聞かれるようになるのではないでしょうか。
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そこで紆余曲折の末、セ・パ同時開幕に決まったプロ野球なのですが、爆笑問題の太田光が日曜のラジオで意外とも取れる発言をしていました。「個人的にはナベツネは好きではないけれど、この件に関してはあの人の気持ちが理解できるような気がする。あの人は戦後の復興からずっと見てきている訳だし、野球の力を信じたかったんじゃないかな」。大体、こんな趣旨でした。
僕は意見は違いますが、なるほどそういう考え方もあるんだなとも思いました。太田さんの意見が正しいかはともかく、彼の想像力はやはり独特なものがありますね。テレビと比べれば影響力の低いラジオとはいえ、この状況下で好きでもないナベツネさんを擁護してみせる太田光の度胸は凄いです。誰もいえないことを言う。賛否両論あるとはいえ、これこそ太田さんの真骨頂でしょう。
ただ、やはりナベツネさん、および巨人上層部の考えには無理がありました。まず東京ドームで使う電力量。6000世帯分あるといわれています。おのおのの会社や家庭が節電に協力している中で、眩しいほどのカクテル光線を放つことは社会に逆行しています。それにかつては全国に2000万、あるいは3000万存在するいわれた巨人ファンも大幅に減少しました。東北の方ももともとは巨人ファンが多い土地柄でしょうが、最近は楽天が仙台を本拠地にしていることもあり、そちらに関心が移っているのが現実でしょう。
そうした事を踏まえて、娯楽が多様化した今、終戦当時のように野球が被災者の方にどこまで勇気を与えられるかは疑問です。国民の多数の反対を押し切ってまでセリーグが早期開幕することを避けたのは良かったと思います。しかし、今日のチャリティーマッチや高校野球で心を躍らせている人々が多くいることも間違いありません。プロ野球、特にセリーグは深い傷を負いましたが、選手たちの全力のプレーを一つ一つ積み重ねていけば「野球も捨てたもんじゃないな」という声もあちらこちらで聞かれるようになるのではないでしょうか。
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