えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

192馬力とリアシート

2022-05-17 | MINIクラブマン
車両を売る前に、私はその車を今一度チェックします。
それは性能面やデザイン面を、走ったり洗車したりして確かめるということです。

ワインディングにも持ち込まず、その実力はどれほど?と思ったりするものです。
その実力の一片でも知ろうと、ちょっと曲がってみたりすれば、途轍もなく限界は高い。
締まったアイバッハ(ダウンサス)により、コーナーを攻め込んでもロールなど全く気にならないほど。
そうなると出口に向けて踏める踏める、、という具合。
常識的なスピード域をあまりに通り越すわけにはいきませんので、一度大垂水でも行ってみようかと思ったり、、
ただハンドルが重いので、右に左に操作するのが億劫になりそうですし、そのギア比が好みではありません。
やはり峠など、止めておきましょう。

一つ思うのは、この車のパワーバランスが、X3(F25)の28iにとても似ていると気が付いたのです。
それは、低速からのトルクの付き方がやけにいいのが一つ。(ロングストローク型です)
スポーツモードにしなくとも、本当に充分なレスポンスと加速を見せるのです。
それほど燃費も悪くなく、通算で9㎞/Lほど。
それなりに踏むと、乾いたエグゾーストノートも聞こえますし、なかなかのものです。
しかし、今までに乗ったBMWのエンジンに比べると、粒の細かさというものは感じません。
もっと分かりやすく言えば、緻密さという部分においてはBMWに譲るとはっきり言えます。
これは敢えてそうしていると感じますし、粒が細かいと感じるエンジンの方が緻密には感じますが、デリケートにも感じます。
力はあるが、4発といえどもBMWのエンジンはキレイに回るというのが信条です。
同じエンジンを積む、2シリグランツアラー、X1、X2など乗り比べてみたいものです。

最後に一つ。
乗り換えがすんなりと進んだ背景には、後席の座り心地というものがありました。
後席に乗ると、背もたれの角度がどうもピタッときません。
つまり立っているのです。
後ろに座っていて、ウトウトすると皆決まって居心地が悪そうにムズムズと動きます。
あと5度くらい寝ていてくれたならずっと楽だと思うのですが、きっとラゲージ容量との兼ね合いもあるのかもしれません。
私が座ってみても、これはいただけないと冷静に思うのです。
このあたりが、MINIなのかもしれません。
そんなことがあり、今回の乗り換えは追い風が吹いている様な気がしています。
コメント
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