えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

HONDA design

2022-05-11 | 車関連
中国で発売しているホンダのSUV「ZR-V」を国内に導入するというニュース。
これを日本では、「HR-V」と呼ぶのではないかと予想しているらしい。
その昔にあった車名を復活させるのは悪い手法ではありませんし、エクリプスの様に車のキャラクターが変わっていない分理にかなっている。
これを見て、ヴェゼルがあるのになぜ?と思う方は少なくないでしょう。
前にも書きましたが、ヴェゼルはフィットベースのSUVで、こちらはシビックベースのモデルであるらしい。
大して違わないように見えますが、T-crossとT-rocくらいの違いはあるのでしょう。
今や、同じ大きさのエンジンを使い、そのチューンとモーターで出力を調整するので、クラスの違いは箱の大きさによるところが大きい。
とはいえ、ホイールベースや足回りも違えば、当然に別の車に仕上がるものである。

このデザインを見て、安直に見えると言ったら言い過ぎだろうか。
もちろんその時代に合ったデザイン手法を使ってのものですが、作り込みという部分、私には弱く見えます。
割と業界受け(リップサービス含む)の良かったシビック11代目でありますが、その作り込みの緩さを引き継いでいるよう。
その昔、アコードインスパイアやビガーといった車種がホンダにありました。

これらは、打倒マークⅡとして生まれたものでしたが、かなり本気で作ったと見て取れるものでした。
ハイソカーブームの頃で2L~2.5Lと方向性は違いますけれど、実際の販売価格は近いものでしょう。
ダウンサイジングにより、エンジンの大きさに比例する価格設定というものが当てはまらなくなった今、言い訳のできるものではないでしょう。

ホンダセンシングや、インフォテインメントにコストがかかるのは分かります。
しかし、なんだかんだ言っても車ってやつはデザインあってのものです。
どんな過渡期であろうと、つなぎで買うような金額のものではありませんから、年月が経っても色褪せない車を作ってほしいものです。
コメント
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