ここのところ、ブレーキの相談をよく受けます。
というのは、点検に出してブレーキパッドの交換時期に近いとか、ブレーキローターの限界まであと少しであるといった提案を受けると。
2.7万キロにも満たない車両で、この両方が交換時期に近いとは乗り方が激しいのかと思いきや、そういうタイプでもない。
そんなにギリギリなのかなぁと見積もりを見てみると、摩耗限界19.8㎜に対して20.4㎜のディスクであるらしい。
その摩耗限界がどれくらい危ないのか分かりませんが、寿命である事に違いはないのでしょう。
とはいえ、ディスクの交換はやけに高額でしたから、パッドとブレーキオイルの交換だけしてもらいディスクは持ち込みで知り合いの店を紹介した。
その他にも、こちらは2.9万キロの個体のMINI。
やはりブレーキパッドが前後共に交換時期である数値が出ていました。(ディスクは大丈夫でした)
自身、ブレーキパッドの交換など低ダスト物に交換したときくらいのものです。
一番よく乗った5GTIだって交換などしませんでした。
しかし自身の買ったクラブマンは、2.2万キロだったにもかかわらずリアのブレーキパッドを納車仕上げとして交換してくれました。
ふと思うのは、最近の車はブレーキパッドが薄いのか?ブレーキディスクも良く嚙みつかれるような仕様なのか?
国産車に比べ、輸入車はブレーキパッドとディスクの両方を削って良く止まるというのは常識です。
しかし、減り過ぎじゃないですかね。
そう思ってC43のブレーキディスクを触ってみると、思い切り段が付いています。(ローターの外周に残るパッドが当たらない部分)
つまり相当減っているという事です。
「43ですから、相当に食いつく仕様なんです」なんて言われれば、そうですよねとしか答えようもありませんが。
他人の車に乗ったら、片っ端から残量確認をしてみようと思うのでした。