本当か嘘か分かりませんが、bZ4Xという車名を変えるかもしれないと。
トヨタのEVである事は誰でも知っているかと思われますが、この車を何と呼んでいいのか分かりませんでした。
「ビーズィー」とか呼ばれていたのでしょうか。
なぜ小文字と大文字が使われているのかも分かりませんが、この車名は「ゼロを超える」という意味の「beyond Zero」の頭文字に、車両サイズをあらわす「4」とクロスオーバーSUVであることをあらわす「X」を組み合わせたものらしい。
昔の様に大々的に毎日そんなコマーシャルを流されていれば覚えるのだろうけれど、コロナ禍にリリースされた事もあって、印象は薄い。
国内で、更にトヨタに足を向ける人がEVを欲しがるパターンは、極端に少ないとも言われています。
分かるような気もしますが、bZ4Xはあくまで世界戦略車ですから、何処の国へ出ても問題ないとこういったネーミングなのかもしれません。
確かに私の様な者でさえこの車の真価を知らない。
スバルと共同開発したEV専用プラットフォームを使い、中国ではこれよりも一回り小さいbZ3X(SUVタイプ)とbZ3C(クーペタイプ)も発売しているという。
彼の地でも、トヨタ=EVという印象は強くありませんから大して売れていないとも聞きます。
それでも、どんな方向に転ぶか分からない過渡期の今、足掛かりを付けておかない訳にもいかないのかもしれません。
トヨタがEV(BEV)と意識し過ぎた様にも見えるデザインは、中国メーカーのものと比べて自然でなく見える気もします。
メルセデスがEQシリーズを一味違うテイストを入れ込んだ様な雰囲気を作りたいのかもしれませんが、このあたりの普及価格帯の作り込みから入るのはイメージ戦略的に難しい様にも見えます。
やはりレクサスの様に、アッパーグレードで作り込んだ姿を少しずつ簡単にしていく方が、見る側も入って行き易いのかもしれません。
どんな時代になっても対応することができるモビリティサプライヤーと私たちが信じるトヨタ。
わかりずらいネーミングを途中で変えて売れるなら、じゃんじゃんやって下さい。
タイトル画は、bZ3X