えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

ハイソカー

2019-03-17 | 車関連
正に「死語」でありましょう。
我々が高校時代に憧れた初代ソアラあたりで色濃くなった「ハイソカーブーム」
この様なワードを回想的に使う事すら無くなった現代において、その匂いを感じる車種がある。

ズバリ「現行型カムリ」なのである。
この車両に、「GX81型」にマークⅡ三兄弟のイメージが被るのです。
もちろん「マークX」にだってその系統を見ることができるが、少しばかり違うと感じます。
81型が発売された頃の三兄弟は、それはそれは誰が見ても乗ってもいい車でした。
膨らみ過ぎた90型とは対照に、5ナンバーサイズにきっちりと収まりながら、見栄えのする良い車であったと思います。
大きくは、グランデとツアラーに分類され、品の良いグランデにはSCも搭載されていたのですからすごい時代です。
ツアラーSにはツインターボ搭載ですから、、まぁまぁいい時代でした。

さて新型カムリが、そんな時代のハイソカー臭がするのですから興味深いのです。
先ず何より、ディーラーオプションにそれなりの金額を投資したと思われる車両がそれなりのパーセンテージを占める気がします。
こんな雰囲気、たまに見かけます

まぁ簡単に言えば、「かなり気に入っている愛車」という雰囲気です。
レクサスESには行かず、トヨタブランドを愛するところがミソです。
当然に金額差という部分が大きいでしょうけれど、レクサスの妙に気取った店づくりに馴染めないという方も多いのでしょう。
最近では、トヨタディーラーであっても驚くほどキレイであったり、ラクシャリー感を醸し出す店舗もありますから、余計にお金を払って見栄を張るよりも堅実と言えるでしょう。
ESがあの大きさでFFとしたのですから、兄弟車であるカムリも認められたと言っていいのでしょう。
我々世代には地味一辺倒で来たカムリですが、ここにきて米国帰りみたいなイメージが付いたのも幸いしています。
マークXほどドメスティックではなく、レクサスほど気取っていないハイソカー、正に「カムリ」なのである。

じゃぁ「アコード」や「スカイライン」はどうでしょう。
そもそもアコードにハイソカー臭は無いのですが、今や価格は立派なハイソカーです。
しかし、気に入り方が違うのですネ、もうちょっと粘度が高くないと往年のイメージは被りません。
メルセデスのエンジンを供給され、素晴らしい走りを持つスカイラインではありますが、今や誰も覚えていないでしょう。
モデルとして古くはありますが、スタイルはそんなに悪いものではないと思います。(華はありませんが)
何って、内装の悪さに尽きるでしょう、シート、トリム、ダッシュボード、素材もデザインも垢抜けないと感じます。
素材は良いので、是非とも、もう一花咲かせていただきたいと思います。

さぁ、次回は私の次の愛車選び編になります。
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