えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

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2021-09-08 | 車関連
日本において普通に生活していると、遅れている感が否めない。
それはEV環境で、日本には世界を轟かせたHVがあるからなのでしょう。
現時点、世界がどちらの方向へ向いていようが、ここ数年は性能の高いHVは劣るものではないと考えていました。
テスラの様な特異なメーカーが作る車の基本性能がズバ抜けておりましたが、それは少数派であって、普通に内燃機関を作っているメーカーがこれくらいのモノを作るには、今少しの時間がかかるのだろうと思っていました。
そんな中欧州では、VWからはID、プジョーからはE-208、メルセデスからはEQE、ボルボからはC40rechargeなど続々とカタログ巡航距離400キロ超えのモデルが発売されています。
これらは、相当な完成度にあると、海外の様々なインプレッションから想像できます。
抜きんでているという程ではなくなったとはいえ、テスラの総合的なアドバンテージを選択する方が多いというテスラを身近に感じない日本が、既にガラパゴス化しているのかもしれない。

私は、HV戦争に敗れた諸外国メーカーがEVに流れざるを得なくなったと感じていました。
それはある意味そうであるのでしょうけれど、ここのところで気付いたのは、その乗り味の魅力なのかもしれません。
HVは当然に内燃機関がベースとしてあり、モーターとのつなぎ方や配分などで走りを決めるもの。
実際のスピードは速かったとしても、エンジンだけで走るモデルよりも気持ちのフィールを持つものではないと感じます。
それに較べ、モーターだけで走るEVは、そのモーターの出力特性により、未体験の加速性能を持つ。
モーターなど、皆同じような加速感だと思いきや、タイカンターボは別次元としても、テスラの加速とIDの加速は別物だそうです。
どうやらEVであっても差別化が出来始めているというものらしい。

まだまだインフラが、なんて言っている時代ではないのかもしれない。
タイトル画は、VWが来年には発売するというIDライフ
本国では260万円程で、巡行距離は400キロ
ID3の完成度を考えると、恐ろしいほどの世界戦略車になるのでしょう

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