「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

誰のえんぴつ

2014年05月09日 |   小学生 
小学生は「学校で禁止されているから」ということで
律儀にも、塾でもシャーペンを使わず鉛筆で頑張っています。
しかし、漢字練習を始めると「すぐに先が丸くなる!」と文句タラタラ。
教室には鉛筆削り器があるので休憩時間には列になって削っています。
中学生にはない光景なので、なんだか新鮮。

それに、学校でもこんな感じだからなのか、1人当たりの鉛筆の所持数が多くてビックリ。
みんな最低でも5本は持ってるみたい。
中学生なんて、ヘタするとシャーペン1本(消しゴム無し)で授業を受けてる生徒がいるからなー。
小学生の準備の良さをちょっと見習ってほしいわ。

さて、そんな小学生クラスでの授業中
机から落ちた鉛筆が転がって棚の下の隙間に入ってとれなくなってしまいました。
まわりの生徒が物差しを貸してくれたりしたのですが届かず
授業終了後に事務室から30センチ物差しを持ってきてなんとか救出成功。

しかし、いま落としたのは1本だけのはずなのに、なぜか4、5本ゾロゾロ出てくる出てくる。
1本出てくるたびに「アナタが落としたのは、この鉛筆ですかー?」と
まるで「金の斧 銀の斧」みたいでした。
中には削っていない新品のものも。なんでそんなものまで??

今まで何人もの小学生が、この教室で鉛筆を落としてそのままにしていたんだなあ…。
今となっては持ち主がわからないので、落とし物として事務室で預かっています。
が、筆記用具を忘れた生徒への貸し出し用として活躍することでしょう…。


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