「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

『トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢』

2019年01月20日 | 今日の1作 
今日は
少年社中20周年記念ファイナル 『トゥーランドット〜廃墟に眠る少年の夢〜』
を観てきました。

これが今年の初観劇。
発券したら最後列の端っこだったので新年早々運がないなあ
と思っていたら、急遽前後左右ほぼ真ん中の席に座れることになりました。
チケットも、セブン発券の字だけ印字されたものではなく
写真がついたオリジナルのチケットに交換。
これは新年早々ラッキー。

さて、内容ですが、公演はまだ続いているため
詳しいことはネタバレになってしまうから書きませんが
プッチーニのオペラ『トゥーランドット』を知っていたので
劇中劇のセリフにすら感動してしまったのだけれど
それよりもやはり、「演劇で世界を変える」というセリフに
ウソがないと感じて心が動かされました。
演劇に人生を懸けるという熱い想い、決意表明みたいなものが
ダイレクトに伝わってきたというか。
今回もばばりょ目当てで観に行ったのですが
その想いの本気さを感じて
これからも応援したいなあと思いました。

そして、彼らはそんな風に人生を懸けられるものを見つけたんだと
うらやましく思いました。
20周年ということは、私の職歴とだいたい同じ。
この20年の社会の移り変わりを顧みると
決して楽ではない20年だったと思いますが
こんなにしっかりと信念をもってカタチに残るものを
創り上げていることに敬服しました。
私自身、仕事に対していろいろ考えるところがあった
このタイミングで観られたのは良かったです。

始めの方は冷静に観ていたつもりだったのに
どんどん引き込まれてしまったなあ。
あっという間の2時間ちょいでした。
もう1回観たい気持ちになったので、ブルーレイを購入しようと思います。
劇中で一瞬「弱虫ペダル」の巻ちゃんが見えた気がしたのを確かめたいし。

というわけで、今回の観劇記念のパンフレット。↓↓↓

装丁も中身の写真の衣装も豪華で美しい。
舞台上の衣装とは全く違うので「誰がどの役やった人?」と
ちょっと混乱してしまいましたが。


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