最近のアマチュア用のデジカメは、更に高画質高性能化が進んでいます。
プロ仕様のハイエンド機との差が少なくなってきていると言っても、過言ではないかもしれません。
PanasonicのLUMIXが手ぶれ防止機能を搭載して、CMタレントの効果もあってか、かなりの人気があるようです。
私も実際にコンパクト機の手ぶれ防止機能を試してみて、結構気に入っていました。
しかし、今ひとつの物足りなさが。
200万画素程度のデジカメが出回り始めた頃、6~7年程前は、アマチュア用と言えども10万円くらいの価格はしていました。
今では10万円も出すと、高倍率ズームを搭載したハイエンド機が買えてしまいます。
もう少し頑張れば、一眼レフタイプまでもが買えてしまいます。
当時の200万画素のデジカメも、画素数こそ今と比較すれば少ないですが、当時としてはトップクラスのカメラだったので、マニュアル撮影画できたり、より高画質なデータ形式で保存ができ、思いのほか使い勝手のよさに満足していました。
最近、Panasonicから発売されたLUMIX LX1というデジタルカメラがあります。
このカメラは、コンパクトでレンズが本体内に収納されるタイプとは異なり、通常のカメラと同様の形をしています。
持ち歩くには、胸ポケットに入れてというわけにもいかず多少不便なのですが、6万円ほどの価格とマニュアル操作ができること、より高画質なデータ形式で保存ができるうえに、16:9というハイビジョンと同等のワイドな画角でも撮影ができるのです。
店頭で手にして、あれこれ試してみたのですが、結局購入をしてしまいました。
さすがに一眼レフタイプのような操作性は望むべくもありませんが、それでも十分に慣れによって克服できる範囲です。
誰もが手軽に撮れるカメラは売れると思いますが、こんなちょっとマニアックなカメラが増えてくると面白いですね。