12日に京都劇場での公演を終えたエビータが、全国公演としてスタートしました。
初日となる今日、グリーンホール相模大野での公演を観てきました。
エビータは、ご存知の通りアルゼンチンのペロン大統領婦人となり、33歳でガンで他界したエバ・ペロンの障害を描いた物語です。
過去に、マドンナ主演の映画として制作され、『泣かないでアルゼンティーナ』の曲と共に知られています。
さすがに京都劇場での公演では気軽に観に行くと言う訳にはいかず、もどかしい思いをしていました。
それだけに全国公演がアナウンスされ、気軽に観に行けるロケーションでの公演は、すぐにチケットを抑えていました。
初見のため、どのような舞台が観られるのか、非常に楽しみでした。
全国公演となると京都公演とは若干キャストも変更があるとは思っていましたが、劇場でキャスト確認して佐野さんがペロンではなくチェを演じているのに驚きました。
シンプルな舞台は白をベースとしていて、好感が持てるセットです。
私にはファントムのイメージしか持たない佐野さんのチェですが、歌声に耳を傾けると素晴らしいですね。
時々、ファントムを思い起こさせますが、私としてはこちらの方が好感が持てます。
衣装が大きめの印象で、細見に感じてしまうのですが・・・。
私の中のチェのイメージは、もう少しガッチリした体格なのですが、いかがなものでしょう?
エビータの井上さん、歌声は素晴らしいですね。
それにもまして、森英恵さんがデザインした多くの衣装が目を引きますね。
マガルディの内田さんの歌声も良かったのですが、役柄的なものなのかも知れませんがペロンを演じていた渋谷さんが私には物足りなさを感じてしまいました。
この舞台、アンサンブルの方々のダンスにも惹かれますね。
カーテンコールでは、後方の女性から『エビータ!」の声がかかり、スタンディングの観客も多数観られました。
井上さんよりも、佐野さんの方が拍手が大きかった様な気がしたのですが・・・。
ラストは、舞台中央奥で全員が袖にはけるのを見送った佐野さんが頭上に伸ばした右手を振り、ステージ奥にはけて終了でした。
実質2時間の舞台は、進行が少し早い気もするのですが、満足度の高いものでした。
■グリーンホール相模大野 | ■2007年9月23日 | |
エビータ | 井上智恵 | |
チェ | 佐野正幸 | |
ペロン | 渋谷智也 | |
マガルディ | 内田 圭 | |
ミストレス | 久居史子 | |
■男性アンサンブル■ | ||
江上健二 | 赤瀬賢二 | 吉賀陶馬ワイス |
香川大輔 | 池田英治 | 村澤智弘 |
岡?附詩ニ | 朝隈濯朗 | 畠山典之 |
廣野圭亮 | 藤山大祐 | 村中弘和 |
浜名正義 | 石野喜一 | 関 与志雄 |
■女性アンサンブル■ | ||
本橋陵江 | 佐和由梨 | 鳥原如未 |
平田曜子 | 佐藤朋子 | 山本志織 |
細見佳代 | 星 希青 | 花田菜美子 |
大橋りさ | 小川飛鳥 | 森下紗奈 |
大石眞由 | 梶田祐紀惠 | 吉村晶子 |