太陽系の惑星のうち最も外側に位置する冥王星が惑星であるか否かの論議の果てに、太陽系の惑星から外されたのは記憶に新しいかと思います。
その結果、太陽系の惑星は地球を含めて、8つの惑星で構成されることになりました。
惑星空を見上げれば確認できるものが多く、特に宵の明星や明けの明星と呼ばれる金星は、多くの方が観たことがあると思います。
水星・金星・地球・火星・木星・土星は、存在自体は古代文明から記録に残されているものもあり、人間の生活に関与したりもします。
18世紀になり、望遠鏡が発達してくるにつれ、土星よりも外側に位置し、暗い惑星が発見されます。
1781年に天王星、1846年に海王星が発見されました。
惑星から除外されてしまった冥王星が発見されたのは、1930年のことでした。
そんな話題で惑星が話題に上がることが多くなったこともあってか、昨年の6月から始まったのが「惑星ぜんぶ見ようよ☆」キャンペーンです。
最近、あまり耳にしていなかったので、改めてご紹介します。
惑星ぜんぶ見ようよ☆
こちらのWebサイトにアクセスをし、メールアドレス・パスワード・観測地を登録すると、準備完了です。
サイトのトップページにアクセスをすると、何時・どの方角にどんな惑星が見えるのかが星図に表示されます。
それを目安に、惑星を確認したら、Webから申請ができます。
確認は、肉眼から双眼鏡、望遠鏡は自分で所有しているものでも、天文台の観望会でもOKです。
地球は別として、水星から土星は肉眼で見えますので、確認も容易だと思います。
※水星だけは太陽に近いので、条件が悪いと見つけられない場合があります。
天王星と海王星は暗いため、双眼鏡や望遠鏡などを三脚で安定させないと見つけにくいです。
期間は、今年の5月31日まで。
確認をした数に応じて、認定証がもらえるそうです。
これから暖かくなっていくので、時間を見つけてトライしてみてはいかがでしょう?