2ヶ月ぶりに、海劇場でWICKEDを観てきました。
パンフレットやTV CMなどでは「クライマックス」という表現が繰り返され、一時期の観客の少なさなどが頭を過ぎり、いつもと違った気持ちで劇場まで来ると、ちょうどカレッタの噴水のパフォーマンスが始まったところでした。
久しぶりの景色を見ていると、霧の向こうにWICKEDのパネルが!
思い出したように、劇場へ向かいました。
キャスボを確認すると、名古屋にいるはず?と思った玉城さんの名前が。
そろそろ、フィエロデビューが近いのでしょうか?
この日の客席は、休日のせいなのか、それともTVでのしばしば流れていたCMの効果なのかは解りませんが、満席に近い状態でした。
かなり舞台に近い席にいたのですが、周囲からは気になる役者さんへの期待を語る女性達の声が聞こえ、幕が上がるのを心待ちにしている人が多かったようです。
オープニングを観ていて、違和感が。
普段なら下手最上部でドラゴンを操る方がスタンバイをすると、猿が天上からのロープに手を伸ばして来るのですが、今日はロープもなく下手の階段から降りてきました。
ロープの不具合なのか、キャストの関係なのか、それとも演出が変わったのか・・・?
久しぶりの沼尾さんは、やはり安心して観ていられますね。
鳥原さんは、アンサンブルでは観ていましたが、ネッサローズとしては今回が初めてです。
山本さんほどではないものの、エルファバへの怒りの表情には迫力を感じます。
キャスボで存在を知った玉城さんは、シズ大学の回想シーンの時に上手側で直ぐに解ったものの、その後は度々見失いました。
単に、私が追い切れていなかっただけでしょうか?
開演前にお客さんの反応が良かったと思っていたら、1幕ラストのDefying Gravityでは、周囲至る所から啜り泣きが。
今までもこの曲で泣いている女性は多かったのですが、今日はいつも以上の多さにちょっと驚きました。
休憩時間のショップの混雑も、観客が多い分かなりの混雑でした。
こんな光景を見ていると、オープニング後の様子が思い出されます。
昨年12月の観客席が、嘘のようです。
再び客席に戻ると、1幕で涙ぐんでいた観客達は、ふたたび興奮気味にシーンを振り返っていたり、2幕への期待を口にしているのが聞こえてきます。
1幕以上にお気に入りのシーンがあるため、願わくば集中させて欲しいと思っている間に、再び幕が上がりました。
As Long As You're MIneで樋口さんのエルファバがラストに呟く、「生まれて初めて幸せ」の一言が心に響き、No Good Deedで怒りと悲しみに涙が出てきます。
この後、なぜか頭に浮かんできたのが、濱田さんのエルファバ。
ここ数ヶ月は2ヶ月に1回くらいのペースで観ているものの、なぜか濱田さんが抜けている時ばかり。
ブラックコメディで可愛らしい濱田さんを観てから、舞台上の彼女を観ていません。
そろそろ、濱田さんのエルファバも観たいです。
2幕ラストも、1幕同様に周囲は泣いている女性ばかり。
そう思うと、感動をして劇場を後にする方が多かったと言うことでしょうか。
もっとも、前方席のため熱烈なファンの方が多かっただけかも知れませんが・・・。
そんな客席から贈られる拍手はなかなかのものでしたが、最後はもう1回くらい登場して欲しかったのですが、意外にあっさり静かになってしまい残念でした。
次のチケットは、6月の2周年記念週。
その前に、濱田さんのエルファバを観に行きたいものです。
四季劇場[海] | 2009年2月15日 |
グリンダ | 沼尾みゆき |
エルファバ | 樋口麻美 |
ネッサローズ | 鳥原如未 |
マダム・モリブル | 武 木綿子 |
フィエロ | 北澤裕輔 |
ボック | 金田暢彦 |
ディラモンド教授 | 前田貞一郎 |
オズの魔法使い | 松下武史 |
【男性アンサンブル】 | 三宅克典 |
玉城 任 | |
丹下博喜 | |
品川芳晃 | |
白倉一成 | |
成田蔵人 | |
町田兼一 | |
田中宣宗 | |
清川 晶 | |
【女性アンサンブル】 | 光川 愛 |
荒木 舞 | |
増山美保 | |
有美ミシェール | |
間尾 茜 | |
花田菜美子 | |
服部ゆう | |
齋藤さやか | |
西浦歌織 | |
指揮 | 井上博文 |