My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

ジーザス・クライスト=スパースター ジャポネスク

2009年02月27日 23時26分00秒 | 観劇

仕事の都合で半ば諦めていた、今回のジーザス・クライスト=スパースター。
千秋楽目前にして、何とか観ることができました。
プラス、オフステージイベント第3弾にも参加できました。
前回公演の四季劇場[秋]とは目と鼻の先の自由劇場での公演と言うことも、非常に興味がありました。
今回の席は、自由劇場では初の2階席です。
席着いての第1印象は、何という近さ!
コンパクトな劇場だけに当然と言えばそれまでですが、ここまで近いとは思ってもいませんでした。
しかも近いだけに、見下ろすような感覚さえ覚えます。
大八車の動きも明確に解り、非常に面白い席でした。
今回のキャスト全般の印象は、男性陣の声が非常に素晴らしいものだと言うことです。
金田さんは何度か観たことがあり、声は素晴らしいというのは解っていたものの、今回の舞台でジーザスに抜擢されたもの理解できます。
秋のエルサレムでカヤパを演じているのを観ているだけに、その実力は認識済みです。
美声の持ち主が多いだけに、ホサナの時の低音がもう少し出ていたような気がしたのですが・・・。
久しぶりに観る村さんは、さすがに安心して観ていられます。
今回最も注目したのは、司祭でJCSデビューとなった伊藤さんです。
ユタと不思議な仲間たちでも心地よく響く歌声に注目していたのですが、今回改めて認識させられました。
低音の響きも、なかなかのものです。
金森さんのユダは、歌声としては連日の熱演の結果なのか、ちょっと声が辛そうな気がしました。
以前のように、高音に伸びが出てくれると良いのですが。
その分、いつも以上に熱い演技に、涙が抑えられなかったのは言うまでもありません。
女性陣では、マリアで登場の西さんでしょう。
常にジーザスを思いやる気持ちが、ひしひしと伝わってきます。
歌声がいつもと違うため表情を観ると、大半の舞台で涙を流してました。
感情の高ぶりと共に涙を流す様子は他の演目でも観てきましたが、今回の場合は1人の人間としてジーザスを思い遣り心配をしているマリアがそこにいました。
オペラ座の怪人でクリスティーヌを演じた伊藤志保さんもアンサンブルで参加されていて、今後の舞台でマリアを演じる機会が出て来るのでしょうね。
公演期間が短く、客席とも密な印象の公演だけに、いっそう熱い舞台となったのかも知れません。
ラストシーン、ジーザスが十字架に架けられたシーン、舞台に落ちるシルエットがいつも以上に印象的だったのは、自由劇場の2階席だったからでしょうか。

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自由劇場

ジユウゲキジョウ

2009年2月27日
ジ-ザス・クライスト金田俊秀
イスカリオテのユダ金森 勝
マグダラのマリア西 珠美
カヤパ(大司教)飯田洋輔
アンナス(カヤパの義父)吉賀陶馬ワイス
司祭阿川建一郎
司祭伊藤潤一郎
司祭佐藤圭一
シモン(使徒)本城裕二
ペテロ(使徒)飯田達郎
ピラト(ローマの総督)村 俊英
ヘロデ王星野光一
【男性アンサンブル】赤瀬賢二
上出匡高
染矢 裕
武智正光
二見隆介
藤山大祐
川畑 亮
小野功司
ソ ジョンス
キム チャンホ
今村真悟
山本伸夫
安東 翼
松田逸平
【女性アンサンブル】石倉康子
伊藤志保
稲垣麻衣子
小島由夏
上條奈々
村上 智
濱村圭子
宝生 慧
キム ミンヨン
美吉ヘレナ
ジョン ジヨン
森 未央
【大八車・人力車】手島章平
辻中 武
近藤聡明

2009年02月27日 23時00分00秒 | 日記

3月を目前に、東京は大きな牡丹雪が降る、寒い1日となりました。
暖冬とはいえ、これほどまでに雨が降る冬も、珍しいですね。
どうせ雪が降るのなら、少しばかり積もってくれれば写真的には好都合なのですが、それも叶わないのがもどかしいです。
東京の雪は、春が近づいていることを知らせてくれるものの一つ。
そんなことを考えていたら、劇団四季の新作「春のめざめ」のポスターを至る所で目にするようになりました。
3月10日の制作発表会見を前に、チケットの前売りが間もなく始まることもあり、気分が盛り上がってきます。
ストーリーにもキャストにも、興味が湧いていきますが、エクウスと同様に設置されるステージシートも気になる存在です。
ぜひ、このポジションでも観てみたいものです。