My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

~DUO GLOSS...again!~

2013年02月11日 23時55分00秒 | アート・文化

福井さんと今泉さんのジョイントライブへ、行ってきました。
会場は吉祥寺駅からも近い、ライブハウス。
一体感があって良いのかも知れませんが、狭い会場にかなり詰め込んだ感の方が強いです。
今泉さんとのジョイントのためか、思ったよりも男性客が多かったです。

私には、今泉さんと言うとシラバブくらいしかイメージがなかったので、なかなか面白かったです。
1曲目のI Feel Pretty(WSS すてきな気持ち)の2コーラス目からのJazzぽいアレンジも良かったです。
One Hand, One Heartの後、ウエストサイド物語のトニーデビューのエピソードが。
五反田キャッツ出演中に、けが人が出たと言うことで京都へ呼ばれたそうです。
台詞を1日で覚え、翌日1幕を覚え、翌々日1幕通し、・・・のような進捗でデビューとなったそうです。
福井さんと今泉さんの経歴を、Our Musical Historyと言う形で前回同様に紹介されました。
ベースは、コーラスラインのモンタージュです。
まずは、今泉さんから。
レミゼのオーディションから、「オン・マイ・オウン」♪
キャッツ・シラバブ ♪
当時ソプラノが出ず、出演まで2年かかったそうです。
ダンスができず、加藤敬二さんから「キャッツにはカエルは出ていない」とまで言われたそうです。
ミスサイゴン・キムのアンダーにもなったそうです。
ミスサイゴン 「命をあげよう」♪
レミゼに合格したものの、役は鬘屋だったそうです。 等々。

次に、福井さん。
美女と野獣パン屋で四季デビュー。♪
キャッツ・マンカス♪、タガー♪
通算で2500回以上出演したそうです。
アイーダ・ラダメス「勝利ほほえむ」♪
鹿鳴館・久雄で会見に出席するも、開幕では出演できなかったそうです。
ウエストサイド物語・トニー♪
美女と野獣・ビースト「愛せぬならば」♪
今年、ソロコンサートから、エビータ「空を行く」♪
レミゼ「彼を帰して」♪(さわりだけ)等々。
♪は、歌声が聴けたものです。
幕をしめる歌(四季のファミミュのエンディング)の一節で、終わりました。
福井さんの初恋エピソードの裏話の後、美女と野獣から1曲。
ビーストナンバーと思いきや、意外にもガストンナンバーでした。
稽古はしていたそうですが、できなかった役だったそうで、今泉さんがベル役になって楽しそうに歌いあげていました。
一部ラストは、今泉さんがBut Not For Meを歌い、福井さんがザングラーを演じました。
とは言え、福井さん自身はクレイジー・フォー・ユーには縁がなく、よく知らないと言って笑いが起きていました。

最初に書いたとおり狭く混んでいたので、結局下手の端っこに席を取ったのですが、ピアノは見切れるものの、テーブルも独占できて良い席でした。
途中、福井さんの視線が度々来るので疑問に思っていたのですが、どうやら私の後ろにいた女性達がレミゼの出演者だったようです。

二部は、Lovin' Youでスタートです。
ピアノとアコースティックギターでスローバラードに仕立てていて、素敵でした。
Love MedleyでのLove Me Tenderがバラードではなく軽い感じで歌われ、L-O-V-Eでは指でそれぞれの文字を作り、手拍子も加わりました。
日本語の歌詞は、鈴木綜馬さんの訳だそうです。
初めて知りました。
Missingは、元四季の武藤さんとのコンサートで歌った曲でもあるそうです。
この後、福井さんお気に入りのPIPPINからもう1曲歌いますが、その時に福井さんの好きなミュージカルの話になりました。
ミュージカルを始めるきっかけはキャッツと公言していたが、実は音楽座の「シャボン玉飛んだ宇宙までとんだ」だったそうです。
オーディションで演じてみたい演目を「キャット」と言ってしまった、坂本健児さんのエピソードも飛び出していました。
英語が苦手な福井さん、Almost Paradiseを英語で歌ったものの、譜面代には総てカタカナで歌詞が書かれているのを公開していました。
アイーダナンバーから、「迷いつつ」、「真実をみた」を聴くことができました。
今泉さんは、この2曲でアイーダとアムネリスの2役を歌いあげました。
二部ラストは、レミゼから「Stars」です。
先日の東宝イベントではバルジャンの曲でしたが、今回はジャベールの曲とのことでした。
ここで今泉さんがレミゼカンパニーの方々の事を話すと、緊張するからここで言わなくても・・・と福井さんが困惑気味に話していました。
歌はジェベールの姿が浮かんでくる、素晴らしい歌声でした。
2階席に、もう1人のバルジャン/ジャベールを演じる吉原さんを始めとして、多くの方が駆けつけていたそうです。
他にも前回のコンサートにも出演された稲田みづ紀さんや稲田さんのお父さんでもある岸田敏志さんもいらっしゃったそうです。

アンコールは、Superflyの「愛をこめて花束を」、絢香・コブクロの「WINDING ROAD」を歌いあげてくれました。

福井さんは来月名古屋でのコンサートを終えると、今年はレ・ミゼラブルに集中ですね。
あっと言う間の時間のライブでしたが、楽しめました。

コンサート終了後に出口へ向かっていると、通常の客席とは別の通路から出てきた吉原さんと出くわしてしまいました。
大柄な吉原さんだけに、下水道を抜けてきたバルジャンのようでした。(笑)

Kazuho's Piano Instrumental
I Feel Pretty (West Side Story)
Coner of the Sky (PIPPIN)
One Hand, One Heart (West Side Story)
Our Musical History
ME (Beauty And The Beast)
But Not For Me (Crazy For You)

Michael's Guitar Instrumental
Love Medley
Missing
Love Song (PIPPIN)
Almost Paradise (Footloose)
Elaborate Lives (Aida)
I Know The Trues (Aida)
Stars (Les Miserable)

愛をこめて花束を
WINDING ROAD

Shouichi Fukui (Vo)
Rie Imaizumi (Vo)
Kazuho Murai (Pi)
Masaki Michael Kitamori (Gt & Perc)

11 Feb. 2013
Star Pines Cafe/Kichijoji