世田谷パブリックシアターでの初日に、行ってきました。
2010年に初演されたものの、再演の舞台です。
前回を観ていなかったため、楽しみにしていました。
公演情報のキャストが僅か5人というのも、気になっていました。
プレビュー公演ながら、補助席・立ち見も含めて盛況の初日でした。
オープニング、3人の魔女達の『きれいは、汚い。汚いは、きれい。』の台詞と共に、天から降ってきたゴミ袋?に驚かされました。
円形に抜かれたオブジェと、部屋でもありシーンチェンジをも意味する僅かなセット以外ないシンプルな舞台が、役者達を際立たせています。
萬斎さんだけに、マクベスとマクベス夫人の衣装も興味深いです。
剣を持っての振る舞いも、美しいです。
休憩なしの1時間35分は、あっと言う間でした。
公演時間が短いこともある、立ち見でも良いのでもう一度観に行きたいです
このマクベス、舞台そのものだけでなく、チラシも凝ったものが用意されています。
通常はA4サイズ両面刷りのペラものですが、筋押しに沿って折りたたむと写真のようになります。
マクベス 野村萬斎
マクベス夫人 秋山奈津子
魔女1 高田恵篤
魔女2 福祉惠二
魔女3 小林桂太