My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

26分のn

2007年09月06日 01時44分00秒 | 観劇

今年、劇団四季の公演に足を運んだ回数を数えてみたら、26回でした。
先日四季のWebサイトで、利用者向けのサービスの1つが終了したことをアナウンスしていました。
何の説明もなく、ただサービスの終了を告知するのみで、『なにとぞご了解くださいますようお願い申し上げます。』の一文があるのみでした。
今更ここで詳しく説明するまでもないのですが、このサービスが無かったとしたら、冒頭に書いた26と言う数字は、半減していたと思います。
企業にとってCustomer Satisfactionと言う事から目を背けた場合、確実にユーザーが離れて行きます。
サービス終了の明確な説明が為されない以上、ユーザーとしては様々な理由を憶測するしか無く、適切な判断が為されない事は悲しむべき事です。
劇団四季と言う企業は、売上高255億、経常利益20億超の優良企業であり、昨年の平均1日8.5回もの公演を日本各地で行っているのです。
これだけの企業に成長した要因は、企業努力もあるでしょうが、公演を楽しみにしている多くのユーザーが存在する事が最大の要因でしょう。
にもかかわらず、ユーザーが失望する様なサービス廃止は・・・・・。
もう一度検討して、復活して欲しいものです。
年内のチケットが手元に5枚。
この数がどう変化するものか。


選ぶもの、選ばれるもの ~キャスト情報提供終了~

2007年09月04日 01時04分30秒 | 観劇

ここに書くまでもなく、他のサイトでも記事になっていると思われる、某劇団のキャスト情報の提供終了の件。
週単位とは言え、観たい舞台のキャストが解ると言う事で、劇場に足を運ぶためのモチベーションとなっている方も少なくないはずです。
そんなユーザーにとっては、諸事情により終了をせざるを得なくなったとしても、事前告知も終了の経緯を示すものも全くないという事は、大きな不満ではないでしょうか?

出演する役者によって、チケットの販売高に影響があるのは否定はできないと思います。
大勢の役者を抱え、役者を育て、各地で魅力ある芝居を演じ続けて行く事を考えれば、収益を上げるためにも安定したチケットの販売は必至でしょう。
売上高255億、経常利益20億超の企業であっても、それは例外ではないでしょう。
しかし、現実的なものに目を向けると、素晴らしい芝居があったとしても、素晴らしい役者が顔を揃えても、劇場に足を運ぶ観客にとって重要な選択肢の一つは、観たい役者を確実に観る事ではないのでしょうか?
劇場に足を運ぶまで、キャストが解らないと言う状態は、良くも悪くも観る側にとってはサプライズを予感させます。
サプライズならばまだしも、リスクと感じる方もいることでしょう。
観る人によって、適正なチケット代はまちまち。
それでも、観たい役者が演じていれば、足を運びたいと思うのは、少なからず誰もが感じるものでしょう。
その気持ちを抑えてしまうような出来事が、今回のサービス終了だと思います。

昨年の平均で、1日8.5回もの公演を日本各地で行っている事自体、凄い事だと思います。
それだけの事ができる企業であるだけに、再考を願いたいものです。
劇団が用意した公演を選ぶのは、劇団ではなく劇場に足を運ぶ観客ということをお忘れなく!


陽射し

2007年09月03日 23時16分15秒 | まち歩き

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今日の天気は、雲間から時々陽射しが射込む1日でした。
昨日までの初秋のような気温も、陽射しが差し込むと真夏に時間が巻き戻されているかのようです。
それでも、時折広がる青空は気持ちがいいですね。
まだまだ強い陽射しを肌に感じると、こんな噴水が視覚的にも涼しげです。
この噴水、底にブルーのモザイク状のタイルが、色彩的にも涼しさを演出していました。


CATS

2007年09月02日 23時00分13秒 | 観劇

昨日からの涼しさに寝苦しい夜から解放され、ホッと一息です。
このところレ・ミゼラブルやジーザス・クライスト=スーパースターと重い舞台をリピートしていた事もあって、今日は2ヶ月半ぶりにキャッツを観に行ってきました。
夏休みも終わり、混雑も少しは緩和した頃との判断もあったのですが、思いの外空席が目立っていました。
それでも、子供の姿が目につくのは、日曜日の午後と言う時間帯のせいでしょうか?
久しぶりに役者の方々の動きを感じたいと思い、S回転席からの観劇となりました。
オープニング前にざわついてた劇場内も、猫達が登場してくると雰囲気が変わってきます。
今日は小さい子供の姿が目についていたので、気になってはいたのですが・・・。
案の定、私の左前の席の女の子はタントーミールに見つめられて、泣く寸前の状態になっていました。
後ろから見ていて、思わず笑いそうになってしまいました。
他の席からも、子供の悲鳴ともつかない声が聞こえていました。
今日、タガーが連れ去った女の子、ステージ上でかなり困惑の表情をしていて、ちょっと可哀想な感じさえしました。
あの表情を見ていると、連れ去られたかったファンの女性の溜息が聞こえてきそうです。
客席はリピーターの方が多いようで、熱のこもった拍手が多く感じました。
ジーザスで熱唱をしていた金森さん・田島さんのお二方は、楽しんで演じられていると言ったら起こられてしまいそうですが、私にはそんな風にも映りましたがいかがなものでしょう?
キャストを見ていると、男性キャストに見慣れない名前の方が多く、5月に購入したプログラムを見ても名前が見当たらない方が多く見られました。
以前、四季のサイトの舞台裏の四季で、日本語の芸名をつけられる韓国や中国の俳優さんの話が掲載されていましたが、今回もそんな方が含まれているのかも知れませんね。
いずれにしても、久しぶりの舞台を楽しんできたのは言うまでもありません。

2007年9月2日 五反田・キャッツシアター
    グリザベラ                                 重水由紀
    ジェリーロラム=グリドルボーン     遠山さやか
    ジェニエニドッツ                         高島田 薫
    ランペルティーザ                         石栗絵理
    ディミータ                                 有永美奈子
    ボンバルリーナ                            遠藤瑠美子
    シラバブ                                    南めぐみ
    タントミール                               河西伸子
    ジェミマ                                    王 クン
    ヴィクトリア                              宮内麻衣
    カッサンドラ                              永木 藍
    オールドデュトロノミー                種井静夫
    アスパラガス=グロールタイガー
    /バストファージョーンズ             田島亨祐
    マンカストラップ                        西門宇翔
    ラム・タム・タガー                     金森 勝
    ミストフェリーズ                        金子信弛
    マンゴジェリー                           田井 啓
    スキンブルシャンクス                   岸 佳宏
    コリコパット                              花沢 翼
    ランパスキャット                         高城将一
    カーバケッティ                            松永隆志
    ギルバート                                  龍澤虎太郎
    マキャヴィティ                            片山崇志
    タンブルブルータス                      川野 翔