今日の静岡公演で、日本上演30周年を迎える静岡キャッツ。
日本テレビZIPでは、「今日検定」と言うクイズ番組で「1983年11月11日」がキャッツ初演日として問題として取り上げられていました。
時間とチケットがあれば、観に行きたかったです。
ご覧になる皆さんの、心に残る舞台でありますように!
私も最近知ったのですが、株式会社ゆめディアから刊行されている雑誌に「大人組」というものがあります。
A4変形の隔月刊で、旅や食の記事が掲載されています。
2012年の11・12月号から、1ページですが劇団四季PREVIEWという記事が掲載されています。
昨年10月に開幕したライオンキング(大阪)の俳優へのインタビューが、毎号掲載されています。
2012年11・12月号 田中彰孝さん
2013年1・2月号 深水彰彦さん
2013年3・4月号 田中廣臣さん
2013年5・6月号 鄭 雅美さん
2013年7・8月号 道口瑞之さん
2013年9・10月号 荒木 勝さん
2013年11・12月号 韓 盛治さん
内容的に、以前大阪四季劇場があるハービスENTで配布されていた、MyHerbisの記事に似た感じです。
この後、どんな方のインタビューが掲載されるのか楽しみです。
完全に、お気に入りの演目になってしまいました。
「感謝の花束」も「ようこそ劇場へ」も、多分に過去のソング&ダンスのリメイク的な要素が強いです。
特に「感謝の花束」では、ダンスパートの顔ぶれも印象的には過去のソング&ダンスと重なります。
対して「ようこそ劇場へ」ではファミリーミュージカルを取り込み、上手く演出していると思います。
キャスティング的に重なるのは、ダンスパートでは、坂田加奈子さんや柴田厚子さん、岩崎晋也さん、新庄真一さんといった感じです。
ヴォーカルパートは新しい顔ぶれで、佐渡さん、佐野さんのベテランや、今年は「南十字星」「夢から醒めた夢」で存在感を示してくれた、あべゆきさんが魅力的です。
更に加藤迪さんや宮田愛さん、ダンスパートでは笠松哲朗さんや齋藤舞さんたちのように実力もあるし、これからがとても楽しみな顔ぶれが揃っています。
そんなことが、「もう一度観たい」動機になっていると思います。
今日2幕のシークレットの扉は、「緑」。
なかなか、黄色の扉は重いようです。
今日のポストカードは、あべゆきさんでした。
【ヴォーカルパート】 佐野正幸 一和洋輔 加藤 迪 |
あべゆき 佐渡寧子 鳥原ゆきみ 宮田 愛 |
【ダンスパート】 成田蔵人 笠松哲朗 新庄真一 川野 翔 岩崎晋也 嶺山秀平 野口雅史 畠山典之 斎藤准一郎 |
坂田加奈子 柴田厚子 小林由希子 相原 茜 間辺朋美 齋藤 舞 加藤あゆ美 稲葉菜々 石戸瑶子 |
開演前、キャストシートに女性アンサンブルさんの中に土居愛美さんの名前を確認していたところ、名前がないのに気付きました。
「まさか」の思いで見上げていくと、マグダラのマリアには野村玲子さんが。
てっきり、今週は高木さんだと思い込んでいただけに、驚かされました。
よく見れば、土居さん以外にも開幕時のキャストに戻っている方が。
エビータと同様に、変則的なシフトとなるのでしょうか?
キャストの問題はともかく、本編の感想です。
今回、私に取って初めての経験でしたが、オープニングからカーテンコールまでの間に拍手が全くないまま、淡々と進む舞台でした。
正直、台詞がほとんど無く歌で進んでいたく舞台ながら、歌う事に努力を重ねていることが強く伝わってくることが、少しだけ気になりました。
その一方で、目の前に繰り広げられる世界に引き込まれていて、度々涙を流しながら観ている自分がいました。
そんな不思議な舞台に、アンサンブルさん達個々の印象がほとんどないままにカーテンコールを迎えてしまいました。
わずかに残っているのが、北澤さんのヘロデ王です。
登場シーンでは、前回までと演出が少し変わりセットがシンプルになっています。
見た目にも、なかなか美形なヘロデ王です。
歌声や芝居は下村さんと比べるのが適切かどうかは判りませんが、本来のヘロデ王はかくあるものなんだろうと思わせるものでした。
もう一つ、高井さんのカヤパです。
地に響くような低音とファントムでも見せないような荒げた語気が、とても印象的でした。
一方で、カーテンコールでの小走りで下手に捌けていく様子が、対照的で微笑ましくもありました。
いずれにしても、不思議な感覚のまま終わってしまったので、もう一度改めて観たいと思います。
出来ることなら、次回は高木さんで観てみたいです。
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【男性アンサンブル】 青山裕次 脇坂真人 維田修二 中村 伝 渡久山 慶 鈴木智之 安東 翼 小野功司 森内翔大 小松貴行 天野勝仁 宇田川 宰 作井亮一 進藤拓実 鈴本 務 |
【女性アンサンブル】 礒津ひろみ 佐藤夏木 木内志奈 鄭 雅美 林 香純 暁 爽子 小島由夏 中里美喜 岸田実保 新保綾那 園田真名美 光井さや |
劇場に着いたら、マグダラのマリアが野村さんに。
女性アンサンブルさんにも、下のように変更が入っています。
初日のキャストに準じたものとなっています。
今回のキャストも、エビータのように日替りのダブルでしょうか?
ソワレも、同じキャストです。
結局、4日に発表されたキャストは、この演目に関しては引き続きダブルキャストと言うことだったのかも知れません。
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【男性アンサンブル】 青山裕次 脇坂真人 維田修二 中村 伝 渡久山 慶 鈴木智之 安東 翼 小野功司 森内翔大 小松貴行 天野勝仁 宇田川 宰 作井亮一 進藤拓実 鈴本 務 |
【女性アンサンブル】 木内志奈 → 佐藤夏木 林 香純 → 礒津ひろみ 小島由美 → 鄭 雅美 暁 爽子 → 木内志奈 土居愛美 → 林 香純 園田真名美 → 小島由夏 新保綾那 → 暁 爽子 原 彩子 → 中里美喜 岸田実保 → 園田真名美 光井さや → 新保綾那 塩入彩音 → 岸田実保 福久彩香 → 光井さや |
昨日届いたidメールで知りましたが、来年1月12日からの美女と野獣 名古屋公演で美女と野獣(名古屋)アニバーサリープレゼントキャンペーンが行われるそうです。
誕生日や結婚記念日等の該当月に四季の会の会員が観劇すると、会員本人と同行されている方に記念品がプレゼントされるというものだそうです。
どんなプレゼントなのか、気になります。
現在は、東海エリア(愛知、三重、岐阜)の四季の会のid会員限定で誕生日月に観劇をすると、俳優さんのサイン入りのバースデイカードがプレゼントされています。
名古屋だけですね、地元エリア(愛知、三重、岐阜)限定のサービスを提供しているのは。
私の場合、昨年はアイーダで。
たまたま、劇場で受け取っている方にバースデイカードを見せて頂きました。
今年も、先日のサウンド・オブ・ミュージックで、案内を横目で観ながら残念な思いをしていました。
ご贔屓さんが出演されている方にとっては、不公平感を感じられたことと思います。
やっと、不公平感解消ですね。
延期されていたフジテレビ ノンストップ!でのライオンキング子役の特集ですが、11日の放送が決まったようです。
と言うことは、柴田梨々子ちゃんと野々田桂輔クンの2人のデビューが、今日もしくはこの週末ということでしょうか?
楽しみです。
TBS女性アナウンサーの田中みな実さん、林みなほさん、吉田明世さんが、『ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ』の1シーンに挑戦する企画。
四季劇場の稽古場下の駐車場から、番組はスタート。
体操着姿の3人が連れて行かれたのは、加藤敬二さんの元。
客席で見せられたのは、今回チャレンジする「ビー アワ ゲスト」。
本番同様に、衣装を着けた俳優達が通常通りのパフォーマンスを行います。
これを、1時間の稽古の後に、3人がチャレンジする事に。
3人の女性アナウンサーには、それぞれ俳優1名が付きっきりで稽古をするそうです。
罰ゲームについても、チラッと紹介が。
稽古に入る前に、能力チェック。
まずは、発声。
「あいうえお、いうえおあ、うおあいえ、えおあいう、おあいうえ」を1ブレスで4セット。
何やら怪しげな方もいましたが、全員合格。
吉田さんは8セットを1ブレスで発声して、これなら四季の稽古場でも大丈夫ですね。
次は、柔軟性。
床にマットを敷いての開脚。
こちらも、全員合格。
田中さんと吉田さんの2人は、ブリッジも。
3つ目は、バランス。
バランスボールに載り、床に足を着かずに『ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ」を紹介するニュース原稿を読み上げる。
林さんは苦手らしく、結局彼女だけがNG。
最後は、ダンス。
1年ほど前にチャレンジしたという、『スリラー』を加藤さんの前で披露。
当時、林さんはチャレンジしていなかったそうです。
結局、誰がちゃんと踊れているのかは、判らないものでした。
時計を見ると、放送終了間近。
そう、結局チャレンジの様子は、来週と言うことに。
まんまと、今回の30分は嵌められてしまいました。
今週は、大きなサプライズはありません。
始まったばかりのJCSでマグダラのマリアとシモンが、早々に変更となっています。
最近は、初日後早い時期のキャス変が増えていますね。
遠征での観劇を検討している方には、開幕直後の予定は躊躇しますね。
今週も月曜が公演日のため、昨日のキャストを確認した上でダブルキャストを次の公演からとしてアップしています。
※最終的なキャストは、劇団四季Webサイトでご確認ください。
ジーザス・クライスト=スーパースター
マグダラのマリア 野村玲子さん → 高木美果さん
シモン 佐久間 仁さん → 江川 潤さん
ウィキッド
グリンダ 苫田亜沙子さん → 山本貴永さん
サウンド・オブ・ミュージック
シュミット 大橋伸予さん → はにべあゆみさん
子供たち 組み合わせ順の変更
ライオンキング(大阪)
ムファサ 内海雅智さん → 内田 圭さん
シェンジ 小林英恵さん → 松田佑子さん
キャッツ(静岡)
ディミータ 荒木美保さん → 団 こと葉さん
ボンバルリーナ 増本 藍さん・相原 萌さん → 相原 萌さん
カッサンドラ 高橋伶奈さん・藤岡あやさん → 藤岡あやさん
オールドデュトロノミー 青井緑平さん → 増田守人さん
桃次郎の冒険
紙芝居屋 岡崎克哉さん・青羽 剛さん → 青羽 剛さん
桃次郎 石毛翔弥さん・川島 創さん → 川島 創さん
イベントMCは、玉真さん。
トークイベント司会2回目をアピールしていましたが、確かにちょっとグタグタな感が。
参加者は、佐和さん、久居さん、はるちゃん、若奈さん、岸さんです。
自己紹介は、佐和さんが緊張していたのか、「修道院を演じています」と発言して笑いが起こっていました。
まずは、予め設定されたお題に参加者が回答します。
回答者の手には、回答用の4枚の色紙とマジックが。
Q1 サウンド・オブ・ミュージック印象に残っていること(名古屋編)
はるちゃんの突然の「サインは?」の一言に、玉真さんが狼狽していました。(笑)
佐和さん:『虫』
本番中に、虫が口の中に飛び込んだそうです。
一幕の「すべての山へ登れ」を歌っている時、「光差す頂き、め~」辺りで飛び込み、一瞬声が詰まってしまったそうです。
喉で暴れているのを感じながらも、呑み込んで歌を続けたそうです。
横にいる智恵さんからは佐和さんの口元を飛ぶ虫が見えたらしいのですが、真正面からスポットが当たっている佐和さんには見えたかったそうです。
歌い終わると幕間になりますが、周囲からは「胃酸で殺せ」と言っていたそうです。
翌日、幸いにも変なアレルギー等もなかったそうですが、喉に違和感が残っていたそうです。
久居さん:『歯が抜けた』
ライオンキング名古屋公演にアンサンブルで出演していた時に、本番の30分前に前歯が抜けてしまったそうです。
シンガーでの出演のため口は開けなければならず、メイクを終えている状態で自転車に乗り近所の歯科に駆け込んだそうです。
10分ほどで着けてもらい、開幕10分前に戻ってきて間に合ったそうです。
はるちゃん:『再会』
サウンドでは2週目だけど、オペラ座の怪人で半年、赤毛のアンでも名古屋にいたので、半分地元のような感覚だそうです。
大学時代の友人が結婚して名古屋に住み赤ちゃんが生まれていたり、名古屋でお菓子屋をしている友人がいたり、弟さんが名古屋に就職したことなどで、色々な人達と会うことが出来たそうです。
3月迄東京で演じていたマリアも、名古屋でこうしてまた演じていることも、違う意味で再会との事です。
若奈さん」『台風』(自然災害)
台風だけでなく、地震や猛暑が凄かったそうです。
特に台風では、楽屋にも浸水があったそうです。
トイレも使用不能になったそうです。
楽屋では。あちこちの携帯から避難警報がなっていたそうです。
岸さん:『久しぶり長い出演』
自然災害云々ではなく、開幕直後からロルフを演じ続けていることだそうです。
玉真さんが一生懸命川柳にしようと、言葉を探していました。
Q2 初めて買ったCD(私に取ってのサウンド・オブ・ミュージック)は?
回答の繋ぎに、玉真さんはマーラーの交響曲第九番だそうです。
第一楽章の後半が凄いと、熱く語っていました。
岸さんが回答を書いているのを見ながら、若奈さんが結構厳しい指摘をしているのが笑えました。
岸さん:『オスカーピーターソンのレコード』
街中をある手いる時に、レコード店を見つけて入ったそうです。
高校生の時に友人から小曽根 真さんを紹介されてJazzを聴くようになり、オスカーピーターソンを知ったそうです。
東京に出てきたときに、オスカーピーターソンのレコードを見つけて買ったそうです。
今でも本番前には聴いていて、テンションを上げているそうです。
玉真さんが、「岸さんはもうすぐセブンティーンとか言っているのに・・・」と突っ込みを入れてました。
若奈さん:『ポケモンの数え歌』
小学生の時に、歌を覚えたかったとのことで、小声で歌っていました。
岸さんの発言を踏まえて、「本番前には歌っていません!」とのことでした。
はるちゃん:『春よ、来い』(ぴ~ひゃら)
お金を出して買ったのは、松任谷由実さんの「春よ、来い」で、ちびまる子ちゃんは子供の時に母親に買ってもらったそうです。
久居さん:『SAY YES』
CDシングルを買って、3曲目のカラオケで練習していたそうです。
以来、チャゲアスのファンで、コンサートへも行っているそうです。
佐和さん:『ウルトラマンエース』
子供の頃は正義感が強くて、虐められている子がいると、助けに入るけど泣かされていたそうです。
強い集団に憧れていたそうです。
玉真さんが、「強い集団と言うことで、四季に入ったんですね。」と言葉を挟んでいました。
2問目が終わった時点で、タイムキーパーの営業さんからストップが掛かりました。
この後は、クイズ大会に。
カンパニー全員が考えた、サウンド・オブ・ミュージックに関わる三択問題です。
手元に赤・黄・青のカードを上げて回答するものです。
勝ち抜け制で、全員が正解出来るものから難問まで。
・劇中に登場する熊のぬいぐるみは、誰のものか?
・マルタが誕生日プレゼントで欲しいものは?
・雷は合計何回鳴るか?
・リーズルは何回衣装を変えるか?
・サウンド・オブ・ミュージックの作曲者は? 等々。
1度目は、勝ち残り多数でしたが、エコバックがプレゼントされました。
これは、見た感じ福岡公演の時に配られたものと同じもののようでした。
2度目は、はるちゃんがサイン云々でバレてしまった回答した色紙にサインを書いたものが賞品です。
5人が2問に回答をしたので10名に絞る予定でしたが、最終的に16名が残りました。
玉真さんが「もう1問」と言ったところで、はるちゃんから「色紙が余っているのでサインを書いてあげれば良い。」と強く発言し、玉真さんのサインも加えてプレゼントされました。
その間、岸さんが1人時間を気にせず書いていた色紙が1枚あったので、こちらはじゃんけん大会となりました。
女性陣はテキパキとしていて、みなしっかりしているのが印象的でした。
楽しめましたが、私としてはもう少し俳優さん達のトークだったり、シンガーさんが殆どのカンパニーだけに本編とは違う曲を歌って欲しかったです。
6月30日以来のサウンドで、3月14日以来のはるちゃんのマリアです。
同じタイミングで智恵さんと共にマリアを離れていたので、心配していました。
6月のオペラ座でクリスティーヌを観たのは、千秋楽間近でした。
8月の夢から醒めた夢のマコには、細さにビックリしたのが先日のようです。
翌9月、2日間だけでしたが、李香蘭の美しさにもビックリしました。
今年は、サプライズ続きのはるちゃんとなりそうですね。
久しぶりのマリア、「サウンド・オブ・ミュージック』の歌声はいつもと変わらぬ澄んだ響きです。
丘のスロープを下手端まで降りた時、空を見上げるように顔を上げ、目を閉じて陽射しや風を感じている姿が、マリアのイメージに合って良い感じです。
上手側に降りてきて、足下の草花を慈しんでいる時、腰を落としてストンと座ってしまったのは意外でした。
再び丘の中腹に戻ってのターンは、いつも通りの控えめでした。
歌い終えた後、以前は何かをつかみ取ろうという感じで飛び跳ねていましたが、智恵さんのように草原の朝を楽しんでいるかのようでした。
8月の頃と比べると、頬が少しふっくらしてきた感じで、安心しました。
修道院では、今までより少し大人なイメージのマリアでした。
全体的に発音をしっかりすることを普段以上に意識しているかのようで、その分再生速度が何%か遅くなっているかのようにも感じられ、大人しめと感じたのかも知れません。
「私のお気に入り」は仕草や表情が少し変わり、修道院長が歌い出したときの困り顔は、マリアと修道院長が入れ替わったかのようでした。
「自信をもって」意気消沈して修道院を出るとき『海軍の大佐も怖くはないわ』と歌いながら今にも泣き出しそうな表情です。
『いつでも優しく~、笑顔絶やさず~』からは輝く笑顔に戻っていました。
終盤ギターケースを前後に大きく振るシーン、振り始めが上手くいかず一瞬心配しましたが、2振り目からは立て直していました。
トラップ家を訪れてからは、元気いっぱいのマリアです。
修道院での少し大人な感じから、いつものお茶目な感じのマリアでした。
立ち去っていく大佐を呼び止めるときや笑い声などは、もしかしたら素のはるちゃんが出ているのかなと感じることも。
観ていて楽しいです。
「ひとりぼっちの羊飼い」でヨーデルの部分が、はるちゃんには歌いにくそうでした。
以前は、そんな印象がなかったのですが・・・。
トラップ家の庭で子どもたちの状況を大佐に訴えるマリアですが、熱く語るマリアに大佐の語気も強まっていました。
大佐と言えば、この日の深水さんにビックリしました。
子どもたちを受け入れ、『私が間違っていた。』と振り向いた時、右頬に一筋の涙が。
子どもたちの歌声を聴き、歌い始める姿に既に涙が溢れてきていたところに、深水さんの涙。やられました。
戻ってきたエルザとの会話の中で、ご機嫌なマリアのイントネーションが何となくグリンダぽかったです。
ダンスは、マリア大好きなトラップ家のゲオルグは健在でした。
クルトにダンスを教えるマリアは、今日は幾分シンプルな感じもしましたが、はるちゃん教え方が私は好きです。
このシーンで気になったことが一つ。
マリアと大佐のダンスのラスト、ウインドウでダンスを止めるとき普段の立ち位置よりもセンター側にずれていました。
ディナーに呼ばれたものの、トラップ家を去るマリア。
この日のはるちゃんは、ギターケースに両手を添えて思いを込めていたのが印象的でした。
修道院からトラップ家に戻り子どもたちから大佐の結婚を知らされたマリア、落ち込みが深かったです。
「なにか よいこと」マリアの喜びが伝わってきて良いのですが、ここはやっぱり智恵さんの方が上手いです。幸せに満ちた笑顔等々。
ザルツブルク音楽祭で、「さよならまたね」を歌いながら子どもたちへの視線が良かったです。
何だかんだ言いながらも、はるちゃんのマリアに見入っていたようです。
はるちゃん以外に気になったことを。
八重沢さんのエルザ。
全体に語気が強めになって、気が強い感じです。
特に、二幕で大佐と向かい合うシーンでは。
それと、パーティの後のマックスとの会話を聞いていると、エルザと言うよりもターニャ?って感じも!
名古屋で1人、稽古を始めているのでしょうか?
若奈さんのリーズルは普段と変わらぬ感じでしたが、1ヶ所だけ。
ロルフがフランツのバースデイ電報の件を話したとき、「やっぱり、ステキッ!」の台詞が、「素敵」の1フレーズに色気を感じさせるイントネーションでした。(笑)
子どもたちの歌声、特にエルザに聴かせる「エーデルワイス」が、とても心地良く響き、フルコーラス聴きたい気分でした。
久しぶりにバランスの良い子どもたちでした。
シスター・マルガレッタの磯部さん。
初見ですが、歴代の方々とは少しイメージが違う感じです。
江戸っ子的と言うか、カラッとして細かい事を気にしないような印象でした。
公演数を重ねていくと、変わっていくことと思いますが・・・。
川地さんのフランツ。
近いところでは9月の李香蘭で観ているはずですが、最初の登場シーンで一瞬目を疑うほど頬が痩けていると感じてしまいました。
李香蘭での軍人役で短くした髪や鼻の下の蓄えたヒゲでイメージが少し変わっていることもありますが、以前よりも強面に感じます。
二幕でマックスに電話を取り次いただ際、マックスが出られないことを告げると、出ないことを責めるような表情になっていました。
後は、京都のソンダン感謝の花束でヴォーカルパートで出演した田代さんが女性アンサンブルに戻っていますが、また歌声を聴きたいと思いました。
この日は満員の客席も多くの拍手を贈ってくれて、楽しんでいたようです。
カーテンコールでは、スタンディングする方も多く見られました。
名古屋公演も、残り3週間。
このまま、千秋楽を迎えて欲しいです。
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【フォン・トラップ家の子どもたち】
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【男性アンサンブル】 菊池 正 玉真義雄 新藤晃大 諏訪友靖 武智正光 野村数幾 塩山 力 吉田侍史 |
【女性アンサンブル】 種子島美樹 小島由実子 田代美里 山本詠美子 大澤ゆかり 高岡育衣 辻 奈々 小林貴美子 |
またまた、足を運んでしまいました。
智恵さんがいないので、ヘビーリピートはしないつもりでした。
あべさんが出ていることで「つもり」は崩れ、更に宮田 愛さんが加速させてくれました。
観る度に、宮田さんが良いですね。
ガンバの大冒険の潮路ではキレイな歌声だなと思っていただけでしたが、ソンダンでヴォーカル枠に入った事で気になっていたのは先の記事でも書いています。
「Someone to Watch Over Me」などのハイトーンだけでなく、「ブルーなブルース」での力強い地声もとても魅力的です。
更にダンスも!
キレの良さや柔らかさに、思わず目が釘付けに。
小林由希子さんも歌もダンスも上手いですが、宮田さんは一段上を行きます。
是非とも、クレイジー・フォー・ユー本編でポリーを演じて欲しいです。
このソンダン後の[秋]ではマンマ・ミーア!が決まりましたが、その後の演目でCFYを加えて欲しいです。
マンマ・ミーア!でソフィでも良いかなと。
いずれにしても、今後が楽しみです。
友人達からは、保坂知寿さんを思い出させると。
みなさんは、いかがお感じですか?
そう言えば、客席には竹内さんが1階席最後列で観劇されていました。
爽やかな笑顔で、お客さんに応えていました。
今日のサインは、笠松さんでした。
【ヴォーカルパート】 佐野正幸 一和洋輔 加藤 迪 |
あべゆき 佐渡寧子 鳥原ゆきみ 宮田 愛 |
【ダンスパート】 成田蔵人 笠松哲朗 新庄真一 川野 翔 岩崎晋也 嶺山秀平 野口雅史 畠山典之 斎藤准一郎 |
坂田加奈子 柴田厚子 小林由希子 相原 茜 間辺朋美 齋藤 舞 加藤あゆ美 稲葉菜々 石戸瑶子 |