なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

中高年医師の勉強法

2015年04月04日 | Weblog

 medicinaの4月号は「救急疾患、重症はこうして見極める いつまでもヤブと思うなよ」で山中克郎先生が編集している。勉強法の記事も付いている。確かに今は研修医など若手医師向けのセミナーや講習会は多数開かれているが、中高年医師向けと銘打ったものは少ない。研修医もいずれは中高年になる。医師としての、一生を通じての勉強法は考える必要がある。

 ファイザーの若手医師セミナーは初めのころから、会場に行って聴いていた。通常は地元のファイザー製薬の事務所に行っていたが、たまたま東京の学会に行っていた時はベルサール神田で聴いた。学会と関係なく、ナマで林寛之先生を見てみたいと思って行ったこともある(上野で開かれたフェルメール展と抱き合わせだが)。昨年は臨床微生物学会のセミナーが東大の構内であったので、三四郎池など見てみたいというのもあって行ってみた(医学書院での山中先生の講演と抱き合わせ)。

 あとは、ケアネットのCareNeTVに登録して、繰り返して見る様にはしている。地元開催の製薬メーカーの講演会も、すぐ役立ちそうなテーマの時はできるだけ出ている。東京開催に限ってだが、学会が年3回、セミナーが年1~2回くらい。若手医師セミナーに出ている著明な先生方の著書を買って読むことにしている(ちゃっかりサインをもらったりしている)。

 ○○GIMのような症例検討会に出てみたいが、東京までいくのも大変なのと、診断力の優れた先生方の会にいくのは気後れしてしまう。有料でいいので、症例検討会の配信があればぜひ見たい。専門医への紹介を通して、少しずつ診断・治療を覚えていくのも勉強になる。

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