昭和歌謡の本を集めている。最近は中公新書で「昭和歌謡史」刑部芳則著が出た。
これまでも「昭和歌謡」の本は出ていたが、大抵は業界に携わった方が、自分の経験をもとに記載したものだった。今回の「昭和歌謡史」は歴史学者なので、曲についての詳細な記録を記載している。(まえがきにもその旨が説明されている)ただ直接に歌手や作詞家・作曲家とかかわっていないので、裏話などはない。
これらの本は、業界に関わった方たちなので、業界の裏話(かける範囲での)が満載で興味深い。近田春夫さんの書かれた「筒美京平さん」や「グループサウンズ」の本も良かった。
平尾昌晃さんが書いていたが、最近の曲は歌詞の分量が多くて覚えきれない(曲自体も構成が複雑)。国民の大部分が知っていて歌えるような流行歌はない、とも指摘されている。昔の歌は1番が5~6行だったりと短くて覚えやすかったと。
米津玄師さんのLemonのCDなども購入したが、基本的には昭和歌謡を聴いている。当方は百恵ちゃん世代で、谷村新司さん・玉置浩二さん・井上陽水さんのファン。
医療とは関係ない趣味の話でした。
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