The following one
be on the field ミ
Middle(Jr) Fomulaをプロデゥース 32 前編
今回のテーマは next ONE!
実際に本格的フォーミュラレースを志してから
実戦デビューまでは どんな感じなのか?って部分を
今季Super-FJデビューにむけ活動している
河野裕一選手に協力してもらいQ&Aという形で編集しました。
オーデションの様子など克明に回答していただいたので
これから 本格的にレースをやってみようと思う人は
必見です!
以下 質問にたいする 河野選手(K.Y)の回答
> 1 所属チームと 名前を。
K.Y
所属チーム:ZAP SPEED RACING TEAM
名前:河野裕一(こうのゆういち)
> 2 現チームに所属する前に 何かモータースポーツをやってましたか?
K.Y
高校生の頃地元岩手で2年程カートをやっていました。
91~92年にかけて何度かSストック・オープンのレースにも出ました。
当時私は内気で引っ込み思案な子で、レーサーになりたい夢はあったく
せに、積極的に主張出来なくて人付き合いもメチャクチャ下手くそで・・・。
結局最後までぱっとしない戦績で、高校3年に上がった時カートをやめ
ました。
13年が経ちZAPに入る直前、2004年に
収入も出来てある程度貯金も貯まって、またレースがしたいと思うよう
になり埼玉のBEAR RACING というカートショップにお世話になり、
レースはサーキット秋が瀬で1回だけ、SSフレッシュマンというクラスで
出場しました。
> 3 なぜ 本格的にフォーミュラーをやってみようと思ったのですか?
そして なぜZAP SPEEDを選んだのですか?
K.Y
再び埼玉でカートを始めたのですが、自分が本当に求めているものと何
かが違うと思いました。
本当にやりたかったことはカートではなくフォーミュラだったからです。
そしてフォーミュラを始めるにはどうしたらよいか、調べ始めました。
どんなクラスから始めるべきなのか。
どんなチームがあるのか。
どのくらいの費用がかかるのか。
スカラシップ等のチャンスは無いのか。
インターネットでいろいろ探しWindsやWADA RACING、そして
ZAP SPEEDを知りました。
ZAP SPEEDのWEBサイトを見て、ここしかないと感じました。
まずそのコンテンツの内容の濃さに驚きました。
特にコラムです。
内間監督、笹川マネージャーのコラムはほとんどがレースの楽しさよりも
厳しさの方を前面に押し出した内容でした。そこに妥協は一切無く、
真剣にプロを目指すドライバーへ向けた熱い思いを感じました。
内容がとてもリアルで、生々しく、レースの世界がようやく鮮明に見え
てきた気がしました。
おそらくプロのレーシングドライバーを目指す為に必要な基本的なもの
ほぼ全てがコラムに載っているのではないでしょうか。
ここまで書いてくれるこのチームは本物だ、信用できる。そう感じて、
直ちにオーディションの資料請求をしました。
> 4 オーデションは どんな形で行われたのでしょうか?
K.Y
オーディションは2日間に渡って行われました。
参加者はレース経験者や他チームからの移籍希望者、
全日本カート選手権ドライバー、
まったくの素人と様々な人がいました。30人はいたと思います。
1日目は実技審査。ツインリンクもてぎの南コースにて、FJ1600を使っ
てのタイムトライアルです。
午前中はシート合わせ、ブリーフィング、練習走行(審査の対象にはな
りません)。
午後は一人2回ずつのタイムトライアルです。
審査の仕方は参加者によって異なります。素人とレース経験者を同じ基
準で審査したりはしません。
経験のある者についてはそれなりに厳しい審査をしたようです。
2日目はZAP筑波ガレージにて面接審査です。
午前中は笹川マネージャー、内間監督による講義。
レースの世界とはどんなものか、プロのレーシングドライバーとはどん
なものかといった事を教えてくれました。
オーディションの途中であるにもかかわらず、こういった機会を与えて
頂ける事は とてもありがたい事だと思いました。
合格者、不合格者が決まっていないのに、分け隔てなくいろんな事を教えてくれているのですから。
面接は3人一組の形式で行われました。
面接官には内間監督、笹川マネージャー、インストラクターの加藤さん
が並びました。
ZAP SPEEDからの質問はただ一つ。
「あなたのレースに対するビジョンを聞かせて下さい」です。
口べたな人の為に作文を審査の対象としてくれました。
面接で言いたい事を上手く伝える自信が無い人は作文にして面接前に提
出してくれれば
審査の対象とするといったものでした。
私ももちろん提出しました。
前編はここまでです。
後編は オーディション後の 実際の練習の一日の流れ、
サーキット外でのレースのための活動について
回答いただいた部分を登載します。
写 河野裕一(zap speed)
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