Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

それには価値が?

2011-05-20 11:12:00 | いろいろ
70年代「りぼん」の大矢ちきのマンガの復刻版がでてましたdown
  ~~~ん~~おしい!オリジナルの表紙じゃない・・・
  しかも「おじゃまさんリュリュ」という別の作品もあり
  そっちの表紙はもっとイメージが違ってましたase

kirakira2私にとって大矢ちきはグラム・ロック
   =ベルベット・ゴールドマインexclamation2



先日、旧友のyちゃんと会えました。

と言うのも、yちゃんが服をデザインしているショップを
覗きに行ったら、その時間にyちゃんもいた!のでした。

そんなことたいした偶然じゃないようですが、
私がそのショップに行ったのは生まれて初めてだったし、
yちゃんも休みの日曜にたまたまフラリと寄ったそうなので、
10分か20分時間がずれていたら会えなかったわけです。
縁かな?運かな?

過去の日記でも書いたのですが、

yちゃんと出会ったのは中学3年生という
多感で生意気なお年頃でした。

当時はサブカルの濃い空気がたちこめた70年代、
文学少女、マンガ&アニメオタク、ロック少女が決起して
「同人誌」を作りアングラ活動をしておりました。
インターネットのない時代、印刷物で全国の趣味人はつながってました。
(今では日本のみならず全世界のオタクが同人誌を買いますが)
ええ、私達も!作りましたとも!!

それから色々、青春の数10ページを共にし、
おとなになっても
ロンドンから帰ってきた宿無しの私をルームメイトにしてくれて
(注:この時はまだ独身で1年の留学だった)まだまだ青春を続け、

それからもっとおとなになって、
私がロンドンに数年行って育児に明け暮れていたころ
yちゃんは今のお仕事で忙しくなり、
まあいろいろあって、数年連絡がとだえていました。

でもあれです、今、インターネットです。復縁のきっかけは。

いろいろあった直後だったら
自分の正統性にこだわっていたでしょう。
でもいろいろあるということは、
子供のケンカ両成敗と全く同じでどっちもどっちなんですよね。
どちらにもそれぞれの基準で正当性はあるわけです。
そしてどちらもつらい気持ちになったと思う。

数年たってそう考えられるようになり、
また、
親しい友人を亡すという悲しい出来事を通して
死んでしまった大切な人とはもう会えない、
誰かと時間を共有できること、
この世で出会えたことには価値がある、
とようやく思えるようになっていたのでした。

そのyちゃんの服のお客様は、
私達が70年代に夢中になっていたものを好きな
今の若い子達なんだそうです。
やるじゃん!私達の過去!

若い時に夢中になってたもの
今思うと
ぜ~んぶに価値があるんだよね!
時間も体力もお金も注ぎ込んだよ。
それがあっての今の自分だからな。

さあ、マンガ少女、ロック少女、
ファッショニスタ、クラブのパーティーガール、

経験をいかして子育ていたします!!