Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

THIRD STAR

2012-09-07 13:02:00 | ベネディクト・カンバーバッチ
James:
So I raise a morphine toast to you.
And, should you remember that it's the anniversary of my birth,
remember that you were loved by me and you made my life a happy one.
And there's no tragedy in that.


先日Tちゃんからロンドン土産にいただいた「THIRD STAR」見ました。
今までに、カンバーバッチさんの出てる作品で見たものは、俳優さんにプラスして
もうひとつ何か見る楽しみのあるものからまず選んでおりました。
例えば70年代のケンブリッジを見られる「Hawking」とか、
ナポレオン時代の船を見られる「To The Ends Of The Earth」とか
ちょっぴり昔の衣装と気障な役柄も魅力な「つぐない」とか
首相ウィリアム・ピット役の「アメイジング・グレイス」とか
・・・・ポッシュな役中心でした・・・本人は異議がおありのようですが、
とっても似合ってるんだから仕方ないじゃないですか!!

それで、この「THIRD STAR」は、貴族のお屋敷も昔の衣装もロンドンの町並みも出て来ない(じゃあ、何が見どころなの?と思ってた)イギリス映画なのですが、はい、
飾りがない分、俳優さん達と彼らの演じる普通の人の人生に魅了されてしまいました!



upベネディクト演じるジェイムズがなぜお姫様だっこされているか・・・
これから見る人のために書かないことにしますね。



29歳の幼なじみ同士、テントで雑魚寝だよう。。。
一緒に旅をすると、ぶつかりあったり、日常では表面化しない問題も露呈。
友達として楽しく過ごそうと本当の悩みは胸の奥にしまっていたのに。

むさ苦しい男の世界には触手が動かなかったんですけど、弱くて悩む男もいいなあ。



upメイキングオブも雰囲気あって素敵。DVDのボーナスにも入ってます。

この映画の初公開は2010年6月。シャーロックのシリーズ1と同じ年。
2008年のThe Last Enemyの頃に比べて痩せてる・・・
病人の役だからそういう設定なんですが、
ちょうど細身のキャラと決まっている探偵役と同時期で良かったですね。

1行目のリンクは日本アマゾンです。送料無料です。ただ、落とし穴は、
字幕がないんです。英語さえも!びっくりしました。
1度見終わって聴き取れないところの字幕見ようとして気づきました。
だけど、英語脚本が公開されています。変更(または編集)されているようですが、
台詞フォローには役に立ちますし、ト書きも面白いです。

これを見たおかげで、普通の男の役をやりたいというベネディクトの今後も
楽しみにすることもできました。

Tちゃん素敵なお土産ありがとう。選んでくれたJさんにもよろしくお伝えください。