これはベニス駅だけど、もっと古いレトロな駅に降りました
きのう頭痛がして夜10時には寝て朝9時近くまでうつらうつらしてました。最後に長い夢をみました。
ロンドンから東京に帰る飛行機に乗ったと思ったら、いつのまにかそれが電 車で、まわりはヨーロッパの知らない国の人ばかり。窓からの風景は見なかったからユーロトンネルを走っていたのかも。でも英語もフランス語も聞こえなくてユーロスターにイギリスから新しい路線でもできたのか?!これは乗り間違えた!とこのまま着いた国からチケット買って東京行きフライトをとるかと頭の中で貯金残高の心配までして思い直しました。
そうだスーツケースはヒースローに行ってる。じゃあやっぱりロンドンに帰らなくては。
そして電車が駅に着いたので、そこで降りて駅の人にロンドン行きの電車をきいてチケット買って・・・と考えたのに、その駅の人が誰だかなかなか見つからず、やっとカウンターらしき所に制服を着たっぽい人を見つけたけど英語が通じません。「ロンドン!ロンドン!」と連呼して切符を買いたいことは通じたけれど、その若い女性職員は切符を出す前にカウンターの下から色とりどりのお菓子を出して「どれにするか?」ときいてるようなのです。くうぅ、この職員は私の甘い物好きになぜ気づいたんだ?でもこれを無料でくれるのか、それとも言葉がわからない外国人に法外な値段で売りつけようとしてるのかわからない、いやそれよりも、私のスーツケースがヒースローで迷子になったりあれだけが東京行きの飛行機に乗ってしまう前に私はロンドンに帰りたい、一刻を争うのである!と思いながらも、飴玉1コを指差ししました。
お財布にはポンドしか入ってなくてどうやってその切符を買えたのかが覚えてないのですが、どうやら切符+あめ1個を購入したけど、ロンドン行きの電車がどれだかわかりません。それでその駅員に尋ねると、3つくらいあるプラットフォームではなくて、その駅構内の外側にある方向を指差すのです。そうか、ロンドンのキングスクロスではプラットフォーム9~11番くらいが8番線までとは別の並びにいかにも付け足したようにちょっと離れてるけど、あの方式かな?と、親切に連れてってくれるらしい2名の駅員について駅を出て町中にいったん出て(そんなのおかしい、と思われるでしょ?でも東京の四谷駅や秋葉原駅の乗り換えにはいったん外に出て普通の橋まで渡るルートがあるんですよ。東京でもそうなんだからヨーロッパの辺境にもあると思いまして)そのちょっと離れた電車を目指して歩きました。
そしたらなんと、私が乗る電車を指差ししてもらうかわりに、電車はないから駅に戻るらしいことを駅員に告げられ、また駅に向かうことになりました。歩きながら町の風景を見て、のんきにも「こういう、まったく知らない所に行くのがホントの旅なのかも・・・昔夫とイタリアで路線バスに乗ってすごい田舎にあるプラダのアウトレットに行ったな」という思いと、「私のスーツケースは今どこよ~?!これから駅に戻ったとてロンドン行きの電車はいつどこに来るが誰か教えて!」と両方の思いが車輪軸の両側についた車のように同時にまわって・・・
そこでピンポンという小さな呼び鈴が聞こえました。
そうです、聞き慣れたピンポンは東京のうちのインターフォンで、クロネコヤマトのおにいさんでした。ヨーロッパの知らない国からこうして無事に帰れたというわけです。寝起き姿の私に遭遇したおにいさんは気の毒ですけれど。
夢を覚えてることなどほとんどないので、こうして書き残してみました。そもそも飛行機に乗ったはずが電車だった、ってあたりがもうSFですけど、もしかしてロンドン市内からヒースロー行きの特急電車だったのかな。いつもピカデリー線で普通に市内の地下鉄から乗るけど、パディントンからヒースローエキスプレスも出てるし。夢なんだから辻褄は合わなくていいのになぜ追求するか自分でも謎です。
飛行機だと思ってた時の機内のイメージ図。こんな薄暗かった。テナントさんとコリンは未確認(ちぇっ、惜しいことを・・・)。ドクター・フー0411より。