何年振りだろう、国立に出かけた。
うーん、文教地区・・・国立駅からまっすぐと、片側2車線の広い大学通りが延びる。その広い車道よりも目を引くのは、車道の両脇に並ぶ緑地帯。立派な枝ぶりの桜並木をたっぷりとかかえるように広いスペースが取られている。その広い緑地帯の車道側に自転車専用レーン、反対側に歩道がつけられている。札幌の広い道路を見慣れている私の目にも、国立の道は広くたっぷりとして豊かな気持ちにさせてくれた。来年はぜひ桜が咲く時期にこの通りを観たいと思った。
しばらく行くと、一橋大学があり、ふらふらと中に入って観る。
素敵な大学でした・・・感激!
一橋大学・兼松講堂・・・いきなり現れたのがこの建物。
もう感激してしまいました。お天気に恵まれていたので、そこここで、スケッチをする一般の方の姿がありました。
次はこれ!“ガリレオ”の舞台になった場所ではないですか!思わず福山雅治が座ったであろうベンチに腰をおろしました。一橋大学で撮影したものだったのですね。
なんだか、みーちゃんはーちゃんでうきうきしながら見て回りました。
気持ちがなんか豊かになって次に向かった。
国立まで来た目的はこれ!
動物作家のはしもとみおさんが子ども服作家と展示会を開いているというので、出かけた。
お洋服との展示会ということで、アクセサリーや10センチにも満たないものばかりで、大きいものはほんの少し・・・でも、じっくり眺めてきました。いいなあ・・・。
いつかほしいと思う。そのためにも若い今、彼女の仕事を応援しなければいけない・・・。この人は、きっと開花する作家だと思う。
こじゃれた洋服屋さんで楽しそうにファンにかこまれたはしもとさんを遠巻きにみた。
かわいらしい女性で、どこからこれだけのものを生み出すパワーが出てくるのかという感じの人だった。人はみかけではないし、うちからわきでる「作りたい」という気持ち・・・作家って突き詰めるとそれだけなのかなあと思う。
作家に声はかけなかったが、楽しい時間を過ごした。
満足した気持ちでゆっくりとおしゃれな街並を駅までもどった。個人のお店だろうに内容の充実した書店が「論文製本します」などの看板をあげ、やはり国立大学を抱えている町独特の感じを受けた。
外の風景が見える駅前の店でゆったりと、“珈琲”と“国立の時間の流れ”を堪能した。