つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

武田勝~~~頑張れ!

2011年05月24日 | 北国の生活

北海道の野球チームと言えば 日本ハムファイターズ

私が札幌に移住した当時、北海道には野球チームもサッカーチームもバスケットチームもなかった。
これがどんなにさびしいことか、都会に住む人にはわからないだろうと思う。

野球で言うと、日ハムが本拠地を札幌に移すまで北海道の人の多くは巨人ファンだった。
一年にというかシーズンに一回か二回、函館か札幌円山か旭川で、巨人戦が組まれる。そのほかにパリーグのチームが何試合か遠征してきた。プロの試合を生で楽しめるのはそれこっきりだった。ドーム球場が無かったから、寒かろうが雨が降ろうが、北海道の野球ファンはそのわずかな試合を楽しみにした。それが今はいつでも野球の試合を楽しむことができる。これはすごいよ!

私は決して熱狂的な野球ファンではなかったが、ファイターズが北海道に移ってきてからはその動向が気になるようになった。それは球団の誠実なありようと、選手の努力によるところが大きいと思う。日ハムの選手は本当にファンサービスが丁寧。

今年も日ハム頑張っています。ところが、このごろの心配事は、

武田勝投手が・・・・なんとかしてくれええええ攻撃陣!!

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/05/24/kiji/K20110524000880500.html

応援したくて、でっかい写真をはめ込んでしまった!だって、だって、とられているのは1点2点ですよ!この5試合完封負けって、どうしちゃったの!?

うちの末っ子は「ハムは強すぎていっつも勝つから嫌だ」といって、いつもは弱いが今年は強いヤクルトファン。
その末っ子も「武田勝がかわいそうだ」といって学校に行った。

ああ、お願いします。とにかく2点でも3点でもとってください!!

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マザーウオーター

2011年05月23日 | 映画

4匹目を観てしまった。

前作同様に、風景を重ねあわせそこに住む人たちの日々の生活をみせるという作風です。
登場する役者さんたちが特別目立ったことをするわけはありません。ですが、若い頃よく通った小劇場でのきっちりと芝居をする役者さん達の姿を思い出しました。一つ一つの場面を、それぞれの登場人物が競っていいものにしようと芝居している。小さな芝居をきっちりとすることによって、この製作グループの作る映画はその価値を高めているのだろうなあ…。

「マザーウオーター」とは本来、ウイスキーの仕込み水を言うそうだ。
小林聡美が演じるセツコは、ウイスキーしか出さないバーを営んでいる。劇中何度か丹念に作る水割りのシーンが出てくる。
小泉今日子演じるタカコは同じように珈琲を丁寧に入れる。市川実日子のハツミは豆腐屋を営んでいる。
そのハツミの豆腐屋の前でできたての豆腐を味わうシーンがある。おいしそうだなあ。

いつもの通りフードスタイリストの飯島奈美さんが手掛けた“食事”の風景がいい。清潔感が漂い、むき出しの技術をみせない、でも、思わずよだれがたまってくる。個人的には、もたいまさこ演じるマコトが自分のためだけに用意する食事にじんときた。
自分のためだけに食材を丹念に選び、丁寧に調理する。キッチンの脇で食べるのではなく、手間がかかっても雰囲気のいい場所でゆっくりと食べる。こういう生き方・・・男より女のほうが寿命が遥かに長いから、このごろ一人になった時のことを考える私・・・背筋を伸ばし、自分の住む街を歩くマコト、こういう生き方できるといいなあ。

お風呂屋さんのオトメの子どもが出てくる。歩き始めたばかりの子どもだ。周りの大人が子どもの歩調に合わせるように芝居をするので、映画らしい挑戦だと感じた。だが、これだけの役者さん達でも、素で出てくる子どものペースに合わせる緊張感がいくらか感じられて、作品の穏やかな空気に異質なものを混ぜているように思った。大事なキーパーソンだし、もう少し物のわかった年頃の子役では出ない味なんだろうが、どうなんだろうなあ。

この柳の下にいるドジョウさんはなかなか面白いから、全部観たいと思う。 次は「トイレット」を観よう、楽しみだ。

 

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ボビー・フィッシャーを探して

2011年05月21日 | 映画

 

ボビー・フィッシャーと言う人を知らないままこのDVDを観てしまったので、登場人物が「フィッシャーがいるのか?」と騒ぐ様子が理解できなかった。なんであんなに騒いでいたのか気になって、観終わってからネットで検索をしたらチェス界のアンシュタイン、ヒットラーと呼ばれた人だった。その才能はものすごいものだったようで、IQ指数が178。驚いたが奇行も多く、そちらの方でも世界中から注目されていたようだ。

彼が頭角を現したのは米ソの冷戦時代。当時28年間、ソ連が独占していたチェスの世界チャンピオンの座に挑み。アメリカ中の期待の中、その後終生のライバルになるスパスキーを破る。対戦相手のスパスキーもフィッシャーに敗れてから、厳しい人生を歩んだようだが、フィッシャーはその比でない。この人の人生だけで、長い長い映画が一本作ることができそうだ。世界チャンピオンになってから彼は失踪している。その後何度か姿を現すが、いろいろな意味でそのたびに国を挙げての騒動が起こっている。

アメリカの大人はボビーフィッシャーというチェスプレイヤーに、いろいろな意味で夢を抱いているようです。
だから、また、風のように現れて強敵をやっつけてくれる。そんな気持ちの良い出来事を彼が起こしてくれるのを待っているのだろう。その気分を理解してから映画を観たら、もう少しよかったなあと感じた。

参考までに

http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~ms808/bfpage.htm

 

それがわかると「ボビー・フィッシャーを探して」という邦題が見えてくるのです。

この映画は、実在の天才チェスプレイヤーのジョシュ・ウェイッキンの父親が、息子の生活を綴った本を映画化したものだ。
スポーツ記者だった父親は、わが子のチェスの才能に踊らされる。親として、その気持ちがよくわかる。7歳のわが子が「フィッシャーの再来」と呼ばれるような才能を見せたら・・・どんな親でもゆれるだろうし、のめりこむだろう。そうしているうちにその大切なわが子を傷つけることもあろう。その“揺れ”が親としては感じられて面白かったが、単に映画としてはそこのところを狙っているわけではないため、全部を観たときにはっきりしない部分を感じさせてしまう要因になっているようにも思えた。でも、面白かった。

最後、チェス漬の人生ではなく、子どもが望む人生で競技を続けていくことにした親子が、苦しみながら勝利を手にする。
こういう生き方も、チェスプレイヤーにはあるんだということをいいたかったのだろう。
負けた友達の肩を組みながらジョシュが慰める。
「僕もクイーンを動かしたけれど勝ったよ。君も僕の年になれば強くなれるよ」
小さな二つの後姿を、二人の父親が窓辺から見送る。ぐっときたなあ・・。

あっちこっち検索していたら、情熱大陸に将棋の羽生善治名人が年に一度の長期休暇を利用して、チェスの大会に出場している様子を取り上げたものをみつけた。
羽生名人は「将棋は日本に古くから伝わる武道やお茶、お花、・・・に近いものがあるけれど、チェスは完全にスポーツです」と話していた。

我が家の末っ子が将棋を少々する。小学校の間は、年に一度札幌で開かれるJT主催の将棋大会に出場するのを楽しみに過ごしていた。その様子は、今回の映画に描かれたアメリカのチェスの風景と似たものがある。大会に付き添う親たちの様子は、映画のそれは極端に演出したものだろうが「同じだあ」と思った。

将棋は「お願いします」に始まり「ありがとうございました」で終わる。勝敗は、負けた方が「負けました」「ありません」ということで決まる。指導者はここのところを繰り返し子どもに教える。もう手が無い時はぐずぐずしないで、潔く負けを認めなさい。その上できちんとお互い「ありがとうございます」で終わりなさいと注意される。
チェスはそういう儀式といったらおかしいが、そういうことは強くは言われないようだ。だが、敗者がキングを倒して負けを認める様子は似ていると感じた。映画の中で、詰みに入る前に主人公が対戦相手に「引き分けの申し入れ」をする場面が出て来た。これはチェス独特のシステムのようだ。将棋にも「千日手」というのがある。同じ場面が何度か出てくると引き分け再対局になるが、それとは違うようだ。チェスがスポーツというところなんだろう。

ボビー・フィッシャーは2008年、チェスの升目を同じ数64歳で、アイスランドで亡くなった。
彼がアイスランドに落ち着くいきさつには、日本が大きく関わっている。羽生名人もそれに動いた一人だったようだ。
ついこの間の出来事・・・。

映画も面白かったが、この映画を観たことによって知ったことに感動している。

 

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蒲公英たちの乱舞

2011年05月21日 | 徒然に、

種類によるが桜もまだ咲いている。

平岡公園の梅が満開だそうだ。

そしてこの花も負けていない。

札幌は“百花繚乱”

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私の好きなこと

2011年05月20日 | 日記

札幌に来て覚えたことに“山菜とり”があります。

私、基本的に東京育ちだから、山菜をとりに行くなんて経験がなかったんです。そんな現代っ子の私を子どもの友達のお母さんたちが、面白いからと山に連れて行ってくれて、はまった!
それからは一年間のストレスを“山菜とり”で癒していると言っても過言ではないと感じています。私が採ってきたものがおいしくて旦那も付き合うようになったんです。

あっちこっちにはいかない。車で30分程度のところに市民の森があり、もっぱらここ。

ねらいは、タケノコというかササノコ、それに山ウド、蕨、たらの芽・・・。他にもとれるけれど、とったあとができないので、もっぱらこの4種類。5月の末くらいがシーズン。このごろすこうし暖かい日があったので、そろそろ行ってみようかと旦那さんとでかけた。

まだもう少しだったなあ・・・。

ササノコ、山ウド、蕨は本当に一つかみしか見つけられなかった。
その代わりたらの芽をたあくさんみつけました。

 

うしし・・・天麩羅、天麩羅・・・。山ウドも一つかみだけれど手に入ったので、これも天麩羅にします。
香りが高くて、うまいです!天麩羅にすると、うちの好き嫌いが多い子どもたちでもよく食べます。

ただ山を歩くだけならすぐ音を上げるのでしょうが、山菜を探すとなると一生懸命歩きます。今日も気がつくと4時間近く経っていて、びっくり!
たらの芽だったので上を見あげながらですが、これがササノコや蕨、ウドになると地べたに這いつくばって、
ここに1本あそこに1本と追いかけてしまうので、方角を気をつけていないとわからなくなります。
注意、注意です。

降りてきて、管理事務所の前の桜がきれいでした。
たらの芽のおかげで満足しましたが、来週もう一度チャレンジします。やっぱりササノコがほしい!

いつもならおにぎり持って山の中で食べてくるのですが、今日は様子見のつもりだったので水筒しか持っていかず、帰りに永光農園によりました。卵農家で、有精卵を直販してくれます。ここの卵はずっしりと重く、さっぱりしていておいしいです。卵はいつ行っても分けてもらえるのですが、金・土・日曜日と祝日は、手打ち蕎麦を食べられます。お蕎麦も美味しいのですが、おいしい卵を使った厚焼き卵が絶品です。


大好きです。手前右側が自家製のトマトケチャップなのですが、これがまたうまいのです。ケチャップてこういう味なんだと思います。とても幸せです。

また、来週、寄ってこようと思います。
シフォンケーキもとてもおいしいのですが、今日はプリンが並んでいるのを見つけ子どもたちへのお土産にしました。

 

 

 

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