soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

Γ五月の恋」ベタな青春映画でも見所はある

2006-07-14 11:55:24 | 香港・アジア映画
Γ五月の恋」★★★
チェン・ボーリン 、リウ・イーフェイ 、メイデイ主演
シュウ・シャオミン 監督、台湾 中国、2004年

韓流に対抗して最近話題の華流。
まだまだ決定打が無いのが、いまひとつ広がらない要因か。

― 台湾の5月に雪は降らない。
しかし雪のように白い花が咲く山里がある ―

設定やストーリー展開はありがちで、
不器用な主人公の中国のハルピンから来た女の子との
恋とも言えないような、淡い思いを
青春っぽいシチュエーション満載で
ベタな映画だ。

ただ少女のおじいさんの話になると
台湾と中国の関係や、
離されてしまった家族の思いなど
ちょっと違った色合いが加わる。

色んなことがあるけど、今を大切にしようよ、
この出会いを喜びあおうよと
屈託なく主人公達が笑い合うのをみながら、
悪くないなと感じながらエンドロールを眺めた。

出来としてはボチボチ、韓国映画で量産される映画と
同程度、以前はもっと多くの台湾からの映画も
見られたが、最近は少ないので
もっと公開してもらいたいと思った。

人気のチェン・ボーリンの為の映画ともいえるが、
それでもそこに台湾や中国の関係をさりげなく描いたのは
好感がもてる、そして白い花が舞い散る様子は
大袈裟でない分、可憐で美しかった。

★エンタメ系のブログランキングに参加しています。参考になったら、クリックよろしく!←