「隠された記憶」★★★
ジュリエット・ビノシュ、ダニエル・オートゥイユ 主演
ミヒャエル・ハネケ監督、2005年、イタリア オーストリア ドイツ フランス
穏やかな普通の暮らしをしている家庭に
届けられたビデオテープ。
そこにはその家族の家の様子が録画されていた。
何かの脅迫なのか、嫌がらせなのか
不安になる夫婦。
一見ビデオテープが届けられたことで
夫婦の間に微妙な感情のズレが生じたように見えるが、
それ自体は始めから内在していて
それが顕著になっただけかもしれない。
映画宣伝のコピーは「衝撃的な結末!」と
書いているが、そんな大袈裟なコピーにするより、
平穏に見える日常に潜むだれもが持つ
漠然とした不安のような、形や言葉にしにくい
ものをこの映画に見ることが出来ると、
そんなふうにもっとさりげないコピーの方がよかったんじゃないか。
ジュリエット・ビノッシュのエキセントリックな存在自体が、
この映画の雰囲気そのもののような感じがした。
何気ない日常に潜む悪意無き真実、
知っていること、知らないこと
無意識ながら他人に与えてしまう悪い影響、
そして民族間の過去の記憶。
仕方ないと言ってしまえばそれまでだが、
現代はただ普通に生きることさえ実に難しいようだ。
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ジュリエット・ビノシュ、ダニエル・オートゥイユ 主演
ミヒャエル・ハネケ監督、2005年、イタリア オーストリア ドイツ フランス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/09/a2ad7443d848b6b8ba8884b4871b4a72.jpg)
届けられたビデオテープ。
そこにはその家族の家の様子が録画されていた。
何かの脅迫なのか、嫌がらせなのか
不安になる夫婦。
一見ビデオテープが届けられたことで
夫婦の間に微妙な感情のズレが生じたように見えるが、
それ自体は始めから内在していて
それが顕著になっただけかもしれない。
映画宣伝のコピーは「衝撃的な結末!」と
書いているが、そんな大袈裟なコピーにするより、
平穏に見える日常に潜むだれもが持つ
漠然とした不安のような、形や言葉にしにくい
ものをこの映画に見ることが出来ると、
そんなふうにもっとさりげないコピーの方がよかったんじゃないか。
ジュリエット・ビノッシュのエキセントリックな存在自体が、
この映画の雰囲気そのもののような感じがした。
何気ない日常に潜む悪意無き真実、
知っていること、知らないこと
無意識ながら他人に与えてしまう悪い影響、
そして民族間の過去の記憶。
仕方ないと言ってしまえばそれまでだが、
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