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読書と旅行と柴犬のブログ
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映画「スイートリトルライズ」なんとなく物足りない贅沢な空虚

2010-04-05 07:16:07 | 邦画
「スイートリトルライズ」★★★
中谷美紀、大森南朋、池脇千鶴、小林十市主演
矢崎仁司 監督、117分 、
2010年3月13日公開、2009,日本,ブロードメディア・スタジオ
(原題:スイートリトルライズ)




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名古屋駅周辺の映画館が3/31に4館閉館した、
そのひとつピカデリー3でその最後の日に見た映画。

「理想の夫婦と言われているふたり、
しかしふたりはお互いの心や体が
なんとなく漠然と満たされていないことだけは
感じていた、そして二人は新しい出会いに
踏み出していく」



この映画117分かけて何を言いたかったのか、
これに比べたら「フローズンリバー」は20分も少ない
97分で主人公達の抱える様々な感情を描いたが
逆にこの映画は2時間かけて
何も描かなかった映画を目指したのかもしれない。


人気テディベア作家の瑠璃子(中谷美紀)は、
聡(大森南朋)と結婚して3年になる。
不足の無い生活とお互い感じながら
それでもまだぽっかり空いた穴のような
物足りなさを新しい出会いが埋めていく。

分からんでもないけど
バカバカしいというのが感想、
これは視覚的にそしてセリフで
感情を語らせてしまうことが
致命的な気がする。


小説ならこの無機質な色の無い感情を
読者が感じて足らない部分を
埋めていけばいいが
映画ではどうしてもその部分を
「見せて」しまうことで
それが薄っぺらに感じてしまう。

悪くないけど、
面白くも無い
そんな映画が出来上がった、

中谷美紀は彼女そのものという感じで
新しい何かを見せてはくれなかった。

見終えて小さなスクリーンを感慨深く
見つめた、
ここで何本の映画を見ただろう、
4館無くなって、一つも増えないという
またしても見ることが出来る映画の
バリエーションが減るんだろうな、
ガンバレ名古屋。

それにしても池脇千鶴が急に変わってて悪い方に驚いた。

★100点満点で60点


soramove
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こういう映画はもっと描きたい対象を絞っていけば
欧米のミニシアター系の映画が成功している心にズシッとくるものが
出来るはず、それを信じて見続けるしかない。

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