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映画「ソラニン」さようならそして新しい自分へ

2010-04-07 00:12:39 | 邦画
「ソラニン」★★★☆
宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一主演
三木孝浩監督、126分 、
2010年4月3日公開、2009,日本,アスミック・エース
(原題:ソラニン)




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「音楽への夢を諦めきれないフリーターの種田(高良健吾)、
OL2年目で会社を辞めた芽衣子(宮崎あおい)。
二人は不確かな未来に不安を感じながらも
自分たちの未来へ踏み出そうとする、
甘いといえば甘いけれど、
それでもどこか眩しい一瞬のキラメキを見た」



ねえ、ファイリングしたり電話番するのが
芽衣子さんの夢だったの?


そんなこと言われたら誰だって否定する、
そして「でも」と言う、
でも現実を見なければ暮らしていけないと。

だけどそんなこと全部取っ払って
本当にやりたいことをやるなら
それもいいかなと思う、
何故なら現実と天秤にかけるほど
やりたい「何か」がある人はきっと少ないから。



音楽で世界を変えるなんて聞いたら
寒くなる、わけないだろと、
そういえばwowowつけたら
ファンキーモンキーベイビーのライブをやってて
随分恥ずかしいセリフを大観衆に向かって
熱く語ってるのを見て
こういうのって熱狂してないと寒いけど
会場の人達は熱くなっているんだろうなと。

自分も長渕のコンサートで
熱くなったときもあるからな、
でもそういう時間は「夢」のような時間で
分かっているから
自分から盛り上げるようなところもある。

だから現実としてこの映画を考えたら
「若いよ」とか「甘すぎ」とか
すぐに感じてしまうけれど

それでも、何でもできると感じられる
最強の時は誰にも必ず訪れ
いつかその時を過ごして
懐かしく思うのだろう。

映画としての出来はまずまず、
この話にノレるかどうかで
楽しめるかどうか随分と変わるだろう、

引っ越しの日、
片付いて随分広くなった部屋を眺める
自分は確実にここで時を過ごし
確かに生きていたんだと納得する。

たぶん誰もが一度は感じただろう
「熱い」一瞬をこの映画で見ることができる

そしてその瞬間が確実に過ぎてしまったと
感じる人と、まだその時を知らない人と
同じ劇場で同じ画面を見る。
映画はそんな風に人を結びつけてもいるのだ。


★100点満点で75点


soramove
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宮崎あおいは、作品選びに苦労してるんだろうな、
国民的女優とまで言われて、でもこうして出続けることで
何か見えてくるんじゃないかな。

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