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映画「シャッター アイランド」そこで起こったことの本当を誰が理解しているのか

2010-04-15 00:09:56 | 大作映画ハリウッド系
「シャッター アイランド」★★★☆
レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングスレー主演
マーティン・スコセッシ監督、117分 、
2010年4月9日公開、2009,アメリカ,パラマウント
(原題:Shutter Island )




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「精神を病んだ犯罪者を収容する孤島で、
姿を消したた女の謎を探るべく、
島へと足を踏み入れた
米連邦捜査官テディ(レオナルド・ディカプリオ)が
そこで見たもの、そして体験したことは、
見たままと実際の事柄が同じとは限らない
複雑な構造をもった謎解き映画の誕生だ」



あなたの今見ているものは
見たいと思った願望に過ぎないよと言われたら、
夢で見たことが現実との境界で
曖昧に思えたら、
そしてそこで自分が孤立無援な状態だったら。

冒頭の思わせぶりな言葉、そして
結末は誰にも言わないようにと
以前連発された言葉が再び。

見終わって
なんだか腑に落ちない、

途中までかなり緊迫感がある映画で
面白く見ていたので
謎解きというより
ラストには気持ちいい解決を見たかったので
その部分では大いに不満な気分。



でもそれもひっくるめて
製作者的には正解だったのだろうな、
到着したばかりの連邦捜査官に微笑む囚人、
「何も言うな」と唇に人差し指を当てる老女、
思い返せば繋がりそうなシーンがいくつか。

もう一回見たら少しは理解が深まるかな、
でももういいや、
00>ディカプリオの俳優としての資質の高さや
常に緊張の高さを持続する演出、
およそ映画に必要な要素をしっかり盛り込んで
楽しませてくれるのは確かだ。



人間はある時期、
現実として人体実験を行っていた
ナチスしかり、そして日本軍も、
それで進歩した医療技術もあるのだ。
そんなことをチラッと考えながら
人間の欲望の深さと
探究心の底の無い絶望を思った。


映画館で見て損のない出来、
ただ楽しめるかどうかはまた別。

★100点満点で70点


soramove
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もう少し遊びと言うか変化があればもっと印象は違っただろうな。


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