吉本ばななさんの本を初めて読んでみた
あの本、読みました?というタイトルで放送していたTV番組で、吉本ばななを紹介してた
鈴木保奈美さんがMC?司会
吉本ばななの名前は知ってて、興味があったけど本は読んだことがなかった
この本は短編が3つになってて、一編目がキッチン、二編目が満月ーキッチン2三編目がムーンライト・シャドウ
主人公みかげの両親は若死にしていて、ずっと祖父母と暮らしていた
大学生の今、祖母が無くなりとうとうひとりぼっちになってしまった
祖母が可愛がっていた花屋のアルバイト学生、田辺雄一
この雄一も家族は母と2人きり
みかげは田辺家に誘われて、マンションから田辺家でしばらく暮らすことに
満月ーキッチン2で、みかげは同居していた田辺家から出て一人暮らしをしている
そこへ、雄一の母親が突然亡くなる
雄一もこれで家族がいなくなって一人になってしまう
ムーンライト・シャドウの主人公は大事な人(恋人)を事故で亡くし、その喪失感に立ち直れないでいた
そんな時に透明感のあるうららに出合う
三編とも大事な人や家族を亡くして、喪失から立ち上がる心のつぶやきや感情の動きがしっかり書かれている
ワタシにとってちょっときつい内容だな!
この歳になると死のテーマは考えたくない><;