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  野良ナレーター の 上々↑↑ライフ

『エリザベス ゴールデン・エイジ』

2008-03-05 21:07:51 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
学生時代、私は地理がすっごく苦手だった。
反面、歴史は大得意だったのだけれども、それも日本史が主で。
おっと。早々に脱線。それは置いといて。

 『 エリザベス  ゴールデン・エイジ 』

ケイト・ブランシェットが見事!
思わず見とれて、次の一瞬で図々しくも嫉妬してしまうくらい。
(そして次の一瞬で、我が浅はかさを恥じ入る・・・)

クィーン・エリザベスの「女性」としての苦悩を軸に、
当時の欧州の「宗教戦争」を背景に物語は進む。
誰しもに命令できる存在。
でも誰しもが怖れ敬う存在。
果てしない孤独と恐怖、不安。
それでも女王として、全国民の母として生きる道を選択した孤高の女性。
うーん。すごい。圧倒的な存在感です。

それに比べてもう1人の女王、メアリー・スチュワートがねぇ・・・。
どーしても女王に見えないんだな。貫禄負けしてる気がする。

あ、あとね。
字幕が・・・個人的にはイタダケナカッタです。
予告編見たときに「見たい!」と思わせてくれた台詞が違ってて。
なんだか「えええ!?」な陳腐な翻訳に! ガーン!
その世界では大御所の女史の字幕・・・どーなってるんだ??


最後に。
色々チラシとか事前に見てきた中で、一番印象に残り、
かつ全てを端的に表現する言葉があったので、それを。

 『ケイト・ブランシェットはスクリーンを圧倒している』

まさしくその通りである。