公と私の線引き

先日、夜の帰路・電車内。
酔客も混じる時間帯。満員。

間に一人くらい挟んだ後ろの方の男性２人。見たところ２０代後半？
おーおきい声で話してる。テンション高め。
会話の内容は「女性のバストサイズ」。
片方が「・・・どこで仕入れた？」なほど知識豊富で、曰く「図鑑見た」と。
ンな図鑑あるか！？
・・・私も含め、近くの女性はだんだん眉間に深い縦じわ。

別に、他に誰もいない場所でなら、例えば個室居酒屋で差し向かいとかなら、別段どーでもいい。
でも電車の中って、れっきとした「公」の場じゃないのかなぁ。
その意識はなくっても、不特定多数に対するセクハラみたいなモン。
私も、他の人も何人か睨んでたけど、会話に没入しすぎて気づく気配もなし。


件のバカッター（炎上ツイッター）を思い出した。
なるほど、この状態なんだね。
あれほど大声で話し散らしておきながら、万が一誰かに注意でもされたら「何勝手に聞いてるんだ」と。
つまりは【公】と【私】の認識不足。
線引きのあいまいさ。というよりも「なさ」。


忘年会シーズン突入。
ともすれば反面教師だらけの街なか。
私も気をつけよっと。