『永遠の０』

年内最後のレディースデー。年内最後の映画鑑賞。
毎度おなじみ、吉祥寺駅前のシネマビル。
実はポイントカード全部貯まってて、それで無料で観られたんだけど、ちゃんとお金払って観たかった作品。

　『　永遠の０　』


先入観を本気で一切持ちたくなかったから、プロモーションの番組や雑誌、全ての媒体に敢えて接触しませんでした。
原作さえも。
なんか、ちゃんと、きちんと観なきゃならない気がしたから。
初めて予告編を観たときに、そう思ったから。


いい作品です。本当にいい作品です。言うもおこがましいですが良作です。

でも、私はこれを「面白い作品」とは言えません。言いたくありません。
《面白い》という言葉の持つ意味を、単純な形で・でも現代では主流となった形で受け止められるのを、私はとても恐れます。
そういう　軽い　作品じゃない。

号泣しながら観ました。

客層はとても広く、年配の男性から若いカップル・女の子の二人連れ。色々。

軸となる「宮部久蔵」を演じた、岡田准一さん。
私は最早完璧なファンです。公言します。
「ＳＰ」あたりで気になる役者さんであることは自覚してたのですが。
来年の大河、全部録って見ます。

そして、故・夏八木勲さん。
やはりいい役者さん、いい演技でした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。


動機は何でも構いません。是非映画館へ足を運んでください。
上映時間１４４分が、一切気になりません。
それほどの作品です。

今年最後の映画にこの作品を選べて、本当に良かったです。