『君の名は。』

気になる作品は初日に行きたい。ダンナさんと一緒なら曜日関係なくなるし♪
ただし、ダンナさんが「俺も観たい」と言う作品に限るけど。

　『　君の名は。　』

言わずと知れた新海 誠監督の最新作。
てか改めてウィキ見ると、すんごい受賞歴ですネ･･････（汗


1200年ぶりという彗星の接近が1カ月後に迫ったある日。
山奥の町・糸守に暮らす女子高生「宮水三葉」は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。
日頃から田舎の小さな町に窮屈し、都会に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で念願だった都会を満喫する。
一方、東京で暮らす男子高校生「立花 瀧」も、記憶にない場所で自分が女子高生になっている奇妙な夢を見ていた。


コンセプトだけ読むと「転校生」とか、いわゆる【入れ替わり】ものの王道パターン。
なんだけど、もちろんそれだけじゃあない。
主人公二人がストーリー展開の時間軸で高校生であることも多分にあるんだけど、
直線的でひたむきな熱量に侵される。
この感覚に覚えのない人は、私はいないんじゃないかと思う。
それが「現在進行形」か「ノスタルジー」かの違いだけだ。

だから、泣いちゃうんだけれども、「泣かされた」というよりは「こみあげてくる」感覚。

そして何より。
風景描写が、もう「お見事･･･」の一言に尽きる。
余りに圧倒的な緻密さで、言葉も出ない。
日常的に馴染のある風景がそこに在るってだけでなおのこと。

脚本から何からもうホントにすごいとしか言いようがない。うん。
とても愛おしい作品です。


上映終了後の物販は、主にハイティーン男子で黒山の人だかり。
鷲掴みっすね。
もしかしたらあーいった「赤い糸」に憧れてるのって、今は女子より男子なのかも知れない。

グッズとかパンフ見たかったけど、あの中にはとても行けませんでした。



キャスティングに関しては、個人的一押しは三葉の妹・四葉を演じた 谷 花音ちゃん。
下手すれば姉よりしっかりしてて、おしゃまで耳年増（笑）で。
でも色々振り回されて。うん。良いわー。





ＲＡＤＷＩＭＰＳによる音楽も最高です。言わずもがな。
是非、あなたのその耳で目で、心で。