チケット購入10分待ち、入場待機に40分(11/3)。せめて前売買っといて良かった。
『 ゴッホ展 』
上野の森美術館はビッグネームの特別展が多いのだけれども、基本的にキャパはそんなに大きくない。
その分どーしてもめちゃめちゃ混むのが難点。
まーでも「怖い絵展」の時に比べたら導線も誘導も良くはなってた(ように思える)。
さて、ゴッホ。
37年という短い人生で、画家としてのキャリアわずか10年間。
この期間に数多くの代表作を残したフィンセント・ファン・ゴッホ。
その人生を変えた二つの出会い、「ハーグ派」と「印象派」に注目。
「ハーグ派」との出会いはゴッホに絵画の基礎を、「印象派」は鮮やかな色使いからの独自の作風を。
この両軸がなければ、彼の人の作品は現存するスタイルにはなり得なかったことがよくわかる。
『糸杉』に至っては殆ど立体造形である。
別のところで『ひまわり』を何度か観てるんですけれども、足元がぐらつく感じがするのです。三半が揺れる感じ?
草間彌生さんの個展を観た時も同じ感覚になったなー・・・(遠い目)。
初期作品の展示の辺りでは全然感じないそれが、やはり後期(本展では「サン=レミの療養院の庭」辺り)から一気に。
こういう感じは全てのアーティスト作品に起こるわけではないので、やはり突出した個性であることは間違いないんだなと。
好きか嫌いかは置いておいて、ですが。
【余談】
この直前に入った、近くのビルのお手洗いでウォレットを見つけまして。
どー見ても重いしデカい。ヤバい。
ので、近くのお店のスタッフさんに管理事務所の場所を教えてもらって地下へ。
巡回中でお留守・・・やむなく交番へと走りました。
お巡りさん曰く「身分証明書も入ってるので、すぐ持ち主が現れるでしょう」とのこと。
ちゃんと持ち主さんのとこに戻ってたらいいんですけど。
それにしても・・・えーっと、今年何回目ですかね(苦笑)。