11/3、美術館・博物館特別展ハシゴ2つ目。上野ではその時ちょうど雨がぱらつき始めました。
もちろん前売買ってあったので、入口までオールスルー。濡れずに済みました。
会場内は混雑はしていましたが、それでも思ったよりはちゃんと展示を見ることができました。
ちっちゃい子が何人か本気で怖がってギャン泣きしてましたけども。
やー・・・とんでもない数です。43体。
時代や民族によって異なる死生観、文化。
土地の気候等によって異なる、結末としての現状。
結論として肉体的な滅びを超越してしまった彼らから読み取れるもの。
それにしても死者の尊厳とは?と、会場内で何度も考えました。
科学技術の進歩がなければ、彼らはただの物体のままだったのかも知れないな、とも。
個人的には「死者の書」が書かれたミイラのリネン包帯が見られたのが最大の収穫。
それと、エジプトの「猫のミイラ」。ぐるぐる。
最後のコーナーは「日本のミイラ」。
中でも学問的な探究心で自らミイラとなった≪ 本草学者のミイラ ≫、
亡くなる直前に柿の種(非スナック)を大量に摂取していたことがCTスキャンによる調査で判明しているそうで。
なるほどタンニンの影響が見られました(肌が赤い)。
それから≪ 即身仏「弘智法院 宥貞」≫。
ここにいる彼らの殆どは、「永遠の命」なぞ欠片も求めてはいないのだよなぁ・・・。
撮影コーナーにて。もちろん自分は写りませぬ。
それにしても、それにしてもだ。
どのタイミングで科博の特別展の物販、あんな面白くなったの?? 恐竜博の時もヤバかったけど。
今回もなかなかヤバいです。物販見るだけでめっちゃ時間かかる・・・(笑)。