『舞台「北斗の拳 －世紀末ザコ伝説－ 」』

　ロビーに試遊台置いてありました。

興味本位。はい。ダンナさん、初「２．５次元」鑑賞。
でもこれって２．５、でいいのかなぁ･･･ってサイト見たら「３．５」ってなってる。ええええ？！

　『　舞台「北斗の拳 －世紀末ザコ伝説－ 」　』

久々の東京ドームシティ。あいにくの雨だったけど、フードコートとかはすんごい人出でした。
場所はヒーローショーの聖地・シアターＧロッソ。

言わずと知れた世紀末英雄譚「北斗の拳」。
のメインキャスト、ではなく。
彼らのために壮絶な死にざまを迎える　ザコ　に焦点を当てた舞台。なんでやねん。
･･･まぁ彼らにも感情があり、生活があり、「そこ」に至るまでの動機や背景がある。
んですけどもね。うん。そうなんですけども。

着眼と発想、企画の勝利、です。


冒頭から笑いが止まらなくなりました。
こういうタイプのお芝居って、演者が真剣であればあるほど観客に響くのです。笑いとして。
とにかく出演者さん全員が動き回ってるので、千秋楽～打ち上げの後はみなさん動けないんじゃないかな。
声のみのご出演の御大・千葉 繁さん、やースゴイです。
アニメのナレーションのテンションまんま。
（実はダンナさん、千葉さんが声だけ出演されるという情報で観劇を即決したのです。）


お芝居的には、うん、燃費が悪い（笑）　←　誉めてる
圧倒的としか言いようがないテンションで押し切られます。
でも破綻しないのは、要所要所できちんと「核」になってる役者さんがいて、この人たちがやはり巧いのです。

既に声を枯らしちゃってる人もいたみたいです。足捻挫したって人も。
とにかく無事千秋楽を迎えられることを祈るばかり。


あ、そうそう。北斗「四」兄弟の中で唯一のザコ、ジャギさまは日替わりキャストです。
私が観た回は 山本圭壱 さんでした。ジャギ本さん。

　

　



それにしてもさすがヒーローショーの聖地。
２時間の上演時間にお尻と太ももが断末魔。
長時間座るようにはできてないのかも知れぬ。