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  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『エヴェレスト 神々の山嶺』

2016-03-15 08:31:50 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
毎月14日はTOHOシネマズデイ。会員なら1100円で映画が観られる(2D作品のみ)。便利。
というわけで、ネット予約可能になったタイミングでいそいそと。

 『 エヴェレスト 神々の山嶺 』

原作はずっと「映像化不可能」と評され続けてきた夢枕獏氏の著。
なるほど過酷なロケが絶対不可欠な作品。
てか寒い。とにかく寒い。
暖房が効いているはずの館内なのに、映像からとんでもない寒気。



カメラマン・深町 誠を演じた岡田准一さん。大好きな役者さん。
彼は「格好良く演じよう」なんて欠片も思ってないところが、本当に格好良い役者さんだと思う。

伝説のクライマー・羽生丈二を演じた阿部 寛さんがあまりにも圧倒的。
スクリーンにその姿を映した瞬間に、周辺が固まるほどの存在感。


正直なところ、VFX等々の技術の進歩が凄すぎて、どこまでがロケでどこからがスタジオなのか、未だによくわからない。
ただ、「ジョージ・マロリーはエヴェレスト登頂に成功したのか?」という登山界の実際の謎をストーリーの端とし、
そのカメラ(かも知れないもの)が縁で深町と羽生は出逢う。
深町の「何故山に登るのか」という問いに対する羽生の答えや、
同じく後に憑りつかれたように山に向かう深町の葛藤。
友情というよりは、性別その他をはるかに超越した「情念」に近い関係性だと私は思う。

原作読まなくちゃだ。うん。




山は、自然は怖いんだよ。普段はつい忘れがちだけれども。本当に。

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