豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

団塊世代の方々が果たした役割…北斗市

2010-05-31 18:40:43 | ファース本部
昭和20年の終戦で我国は資源も国土も焼の原にされて無一文にされました。
焼け野原に放り出されたと言え我先人達は、日本人としての誇りと気概まで失っておらず、東洋の奇跡とまで言われた急速復興を遂げました。
 
その戦後復興は、日本人特有の几帳面で働き者だったからでしょう。
疲弊した終戦直後の復興には、産めや増せの機運にのって急激な人口増加となりました。そこで生まれた人々が団塊世代と言われる方々です。

私達や団塊世代は、昭和30年代、40年代にまさに寝食を忘れて働いた時代です。
働きづめの日本人を国際社会は、エコノミックアニマル(経済動物)と揶揄した事もありました。その人々の尽力をもって経済大国への道筋を辿り現在があります。

そのような戦後復興に貢献した方々も相次いでリタイヤの時を迎えています。
企業活動を通じて国づくりに尽力された人は、培ったキャリアを生かし次のステップに旅立ちます。今日はパナソニック エコシステムズ㈱の廣石和朗さん(写真左)が、パナソニック電工の新任部長の和田 登さんを伴ってリタイヤの挨拶に見えられました。

団塊世代の廣石さんは、換気博士の異名をとるエンジニアです。松下精工時代に、エアコンと換気システムを融合させた「基調システム」などを開発普及させた方です。
私も潜熱、顕熱、エンタルピーなど温熱メカニズムなどは廣石さんから教わりました。

家の構造体に空調設備を組み込み一体化させる思想は、私と完全にフィットしています。団塊世代の方々の多くは、廣石さんのような技能技術と強かなチャレンジスピリットを持っています。キャリアを生かした今後の活躍も多いに期待できます。

今日の北斗市は、五月晴れと言える最後の日ですが心地良い微風が吹いています。
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