豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

「得」を積むと「得」をする…函館~北斗市

2010-05-25 18:18:17 | ファース本部
得を積み、人の気持ちを汲み取れ、穏やかさと品位を身に付けた人格者の事を「君子」と言うのだそうです。君子は人を幸せにして、その人自身も幸せな人生を歩んでいます。
「君子危うきに近寄らず」とは、身を慎み、危険を冒さないと言う事でしょうか。 

得を積むと言う事の根源は、他人、モノ、自然などを常に愛おしく思い、慈愛を持って接している事のようです。判ってはいるのですが、いつしか自分の都合だけを優先して、そこに関わる人やモノ、自然を蔑ろにしてはいないでしょうか。

時々、ふと立ち止まり、自らの言動、行動、行為を省みる事が必要だと思います。
君子と言われる人には、やはり君子と言えるような人々がいつしか拠ってくるものです。

金儲けとは、誰かのお金を一か所に集める事ですから何処かの人のお金が薄くなります。
大金持ちになると言う事は、それ相応の貧乏人をつくっている事にもなります。
そのような金持ちが、どう考えても幸福だとは言い切れないと思われます。
人が「得」を積むと言う事は、積んだ「得」の分だけの「得」が入ってくるようです。

自分だけの損得感情で行動を行えば、同じような人が周辺に集まってきます。
倫理や道理に程遠い人が一過性の目的を果たしてもいつかは立ち行かなくなるでしょう。君子とは、歴史に名を残す事もなく、得を積んだ人々が、ひたすら愚直な人生を全うする人の事なのでしょうか。

今日は昨夜から続いた大嵐の中を総合病院での健康診断を行い、帰社後、札幌から来社されたお客様の講話を聴いて「得」を積んだ気がしますが…
写真は現在の北斗市本社前の紅葉の樹木です。大嵐もかなり穏やかになりました。

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