豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

カラダが温まる暇のないままで入浴すると…北斗市

2013-12-20 18:58:42 | ファース本部
今日は温暖地にも降雪があり、ヒートショックの健康被害が多くなる季節となりました。
ヒートショックとは温度の急激な変化での血圧変動で発生する健康被害です。
失神、心筋梗塞、脳梗塞などを起こす場合があります。

東京健康長寿医療センター研究所が発表した「住居内の温度管理によるヒートショック予防」と題した提言があります。これによりますと2011年の1年間で17,000人の人がヒートショックの浴槽溺死だと言うことで、そのうちの約80%が高齢者だと言うことです。

この提言によりますと外気温が低くなる1月には入浴中に心肺停止となる症例が、真夏の8月の11倍に急増するそうです。ヒートショックの危険性が高いのは、高齢者で高血圧などの生活習慣病、糖尿病、脂質異常症など人だと云います。

予防策としては、あらかじめ脱衣所やトイレなど温めておくことが肝心のようです。
高温シャワーでの湯はり、夕食前や日没前、飲酒しての入浴を控えることだそうです。
カラダが温まらない状態で入浴するため事故になるようです。
また断熱改修や床暖房などを行った家に住む高齢者の多くに血圧の安定性の傾向が見られたそうです。

このように住宅の性能と住む人の健康は大きく関連していることは、多くの研究機関がまとめた資料で確認することが出来ます。
外気温-20℃、室温23℃、43℃もの気温差がでる北海道は、都道府県の中で最も脳疾患、心疾患が少ないとのエビデンスがあります。家の断熱性能の高さが要因です。

今日も高機能エアコンの省エネ稼働を促進させるための実験作業を行っておりました。
写真は左が断熱性能の悪い空間に取り付けたエアコン、右が高断熱の空間に付けたエアコンの消費電力を無線で受けて表示しています。住宅は断熱性能が必須となりそうです。

今夜は、今年最後のファースの家のお引き渡し式をしてきましたが、外気温1℃、それでも玄関入って家中隅々まで全室23℃の輻射熱暖房…健康空間を実感してきました。
明日はそのファースの家を一日だけお借りして体験会を行います。

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